朝鮮で1万2000千トンクラスの貨物船が建造され出港した。
24日付「労働新聞」が、新たに建造された「チャンスサン号」の出港式が23日に行われたと報じた。
1万2000千トンクラスの貨物船「チャンスサン号」を建造したのは、南浦特別市ワウド(臥牛島)区域に位置するリョンナム(嶺南)船舶修理工場。
「労働新聞」によれば、朝鮮労働党中央委員会感謝状が工場の労働者、技術者、幹部に送られた。
感謝状は、自力更生の精神を発揮して、国際的にみても最新の船舶建造技術を駆使して、近代的な1万トンクラス以上の貨物船を建造した工場の労働者、技術者、幹部を高く評価、建造過程で「技術人材が育ち工場の物質技術的土台が強化されたことは、われわれの海運業をより高い段階に跳躍させることができる下地を整えた大きな成果になる」と強調した。
また感謝状は、リョンナム(嶺南)船舶修理工場があるこの地域を現代的な船舶建造基地に発展させる課題を示した。(了)