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鳥たちの理想的な中継地、棲息地である文徳渡り鳥保護区

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 朝鮮の平安南道文徳郡の朝鮮西海沿岸には、面積が3700余ヘクタールに達するムンドク(文徳)渡り鳥保護区が位置している。

 清川江と大寧江の運搬堆積作用によって生み出されたこの一帯の三角洲や海辺の干潟地には、葛畑や田んぼ、沼など渡り鳥の棲息活動に不可欠な環境と条件が円満に整っている。

 この一帯の植物種数は100種以上に達し、その中で葛、アッケシソウ、ナムンジェ(ジャモクアカザ科一年草)、七面草自然群落をはじめとする植物群落の数だけも約20個に達する。

 そして40種類以上の環形動物と軟体動物、甲殻類と60種類以上の魚類がここに分布している。

 このような有利な条件のため、毎年春と秋には、ここに数多くの渡り鳥が群れで訪れる。

 春に移行する多くの渡り鳥がここにとどまる。

 冬の時期と履行の時期に、ここの田んぼと干潟地で観察される鳥たちは概して、アヒル-ガチョウ類、タンチョウヅル類、チュウシャクシギ類であるが、ほとんどのアヒル-ガチョウ類は冬の全期間保護区一帯を移動しながら餌活動を行う。

 保護区一帯を通る渡り鳥類の中には、世界的に珍しいか、絶滅危機に瀕して保護対象になっている対象だけでも20種以上にもなる。

 ここで観察された鳥類の中には、全地球的に絶滅危機にあるヘラサギホウロクシギ、干潟、タンチョウヅルとムルケリ(水鳥)、サルハマシギなどの数は、全地球的または地域的な数のマリスの1%以上である。

 特にムルケリ(水鳥)は全地球的な数の50%以上に達する。

 昨年6月にはここでコッチンギョンイの繁殖活動が初めて確認され、鳥類専門家の大きな関心を呼び起こした。

 保護区一帯で、昨年までに観察された鳥類の種数は286種に達する。

 1年の間に観察された鳥類の最大頭数は13万頭以上である。

 生態環境保護を重要な政策として掲げ、深い関心を向けている国家の措置によって、他の地域とともに、この地域が渡り鳥保護区に指定されたのはチュチェ84(1995)年である。

 その時からこの一帯の自然環境はよりよく保存されるようになった。(「朝鮮の今日」12.27より)

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