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中国人民志願軍烈士の偉勲は永遠に輝く 「労働新聞」が社説

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中国人民志願軍烈士陵園で敬意を表す金正委員長(10月)

  朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は25日、中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦70年を迎え、「中国人民志願軍烈士たちの偉勲は朝中親善の歴史とともに永遠に輝く」と題した社説を掲載した。

 社説は、「歳月は遠くも流れ世代と世紀が変わったが、朝鮮人民の神聖な祖国解放戦争に参戦し、中国人民志願軍将兵が立てた不滅の偉勲と功績は、朝中親善の年代記に果てしなく輝いている。この日を迎え、わが人民は抗米援朝保家衛国の旗印も高く、朝鮮戦線に勇躍参戦してわが人民軍と一つの塹壕で肩を組んで勇敢に戦った中国人民志願軍烈士と老兵に崇高な敬意を表している」と指摘した。

 社説は続けて、中国人民志願軍将兵の英雄的闘争精神と不屈の闘志は、わが人民と人民軍を大きく鼓舞した、サンガムリョン(上甘嶺、激戦地の一つ)をはじめ、わが国の高地と山肌には中国人民志願軍勇士たちの赤い血が濃く染み込んでいると指摘、「中国人民志願軍の参戦は祖国解放戦争の偉大な勝利に歴史的に貢献した」と高く評価した。

「労働新聞」は、両国の革命家と人民はひとつの塹壕で血を流して戦う過程で、離れられない関係に繋がったと指摘、抗日戦争で手を結び戦い、中国の国内革命戦争時には、朝鮮が惜しみない支援を与えた事実を想起させた。

 このことはあまり知られていないが、朝中親善を理解するうえで欠かせない事実。参考までに社説の指摘を引用しておく。

 「朝鮮人民は中国人民が国内革命戦争で困難を経ているとき、自分のことのように思って惜しみない支援を与えた。多くの朝鮮の息子、娘が中国の戦区において血を流し、命を捧げながら、国内の革命戦争が勤労人民の勝利で終わるようにするのに大きく寄与した。今日も、中国の広大な大地には、数多くの朝鮮の息子、娘たちの魂が安らかに眠っている」

 1945年8月15日は解放記念日だが、翌46年2月には北朝鮮臨時人民委員会、48年9月には建国に至るが、中国は国内革命戦争を戦っていた。当時金日成人民委員会委員長、のちの首相は、毛沢東主席の要請を受け、大量の銃などの兵器、数多くの戦闘員を送り国内革命戦争をともに戦った。朝中親善を「血で結ばれた友情」というのは、抗日戦争から中国国内革命戦争、朝鮮戦争の過程で築かれた歴史的事実に基づくもので、言葉だけのスローガンではないことを付言しておく。

 金日生主席と毛沢東主席、周恩来首相によって歴史的土台が築かれた朝中親善は、両国の歴代指導者によって強固に発展してきた。

 「労働新聞」は、朝中親善は金正恩委員長と習近平主席の厚い親交関係によって「新しい時代の要求に沿ってより高い段階に昇華発展している」と強調した。

社説は次のように指摘している。

「わが党とわが人民はこれからどのような風波、試練が立ちはだかっても、社会主義を守護し力強く前進させる道で、いつも中国党と政府、人民と固く手を結ぶであろうし、時代の要求に合わせて朝中親善の全面的な開花期を開いていくために引き続き努力するであろう」(了)