「朝鮮の今日」は10月24日、韓国に大量の劣化ウラン弾を備蓄している米国を厳しく非難した。
「わが民族に核の惨禍を持たそうとする許すことができない犯罪行為」題した記事で、去る15日、駐韓米軍が京畿道水原の韓国空軍第10戦闘飛行団の弾薬庫と、烏山空軍基地に約180万発の劣化ウラン弾を備蓄していたことが明らかになり、南朝鮮各界を驚愕させ大きな怒りを呼び起こしていると指摘した。
「朝鮮の今日」は、去る2005年度にも米国が、韓国の水原、烏山、清州に274万発の劣化ウラン弾を保有していたことが暴露されたとしながら、国際的に禁止されている劣化ウラン弾を備蓄しているのは「南朝鮮人民をはじめわが民族の運命を深刻に脅かす反人倫的犯罪である」と指弾した。
米国が1958年から1980年代中頃まで各種の核兵器を韓国に搬入したばかりか、その後は「NCND政策」を云々しながら、韓国に核兵器と核運搬手段を持ち込んだのは周知の事実。
「朝鮮の今日」は、これは米国の共和国圧殺のための核戦争策動と非難、「現実は米国こそ核戦争に狂った狂人、朝鮮半島の平和と安定を踏みにじる悪の帝国であることをはっきりと見せてくれる」と指摘した。
「朝鮮の今日」は、また米国によって韓国は「世界最大の核前哨基地、最も危険な核戦争の発源地に転落した」と指摘しているが、誰も否定できない現実だろう。
このような現実からして、朝鮮が核抑止力を築いたのは当然のことで、非難されるいわれはない。非難されるべきは核兵器による威嚇を繰り返す米国であることは明らかだ。
「朝鮮の今日」は次のように指摘した。
「さらに激怒を醸し出すのは、わが民族の頭上に核惨禍をもたらそうとする、米国の犯罪的策動を黙認庇護する南朝鮮当局の行動である。
主人の機嫌に合わせ、祖国の地を核火薬庫、核兵器試験場、放射能汚染地帯にする容認できない犯罪を黙認するだけではなく、悪魔の一団と手を結んで北侵核戦争策動に狂奔する南朝鮮当局の行為こそ、わが国を米国の核戦争の生け贄に捧げる、千秋に容認できない反民族的犯罪である」(了)