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われわれの原料、技術、設備で生産 朝鮮有数のチョンソン製薬総合工場

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 チョンソン(精誠)製薬総合工場は、朝鮮を代表する製薬工場のひとつだ。
生物薬品工場、輸液薬品工場、注射工場、高麗薬と健康食品工場に、医薬品研究所、医薬品検定所、臨床検討病院、医薬品販売所まで、整然と揃えた大企業だ。
 工場ではGMP基準に符合した、各種の解熱剤、鎮痛剤、抗生剤をはじめとする常備薬と輸液薬品、各種の注射薬等々の薬品に、外傷の治療に必要な使い捨て絆創膏と脱脂綿、包帯、消毒用アルコールをはじめとする衛生材料も大量生産している。例えば、輸液薬品工場は年産1000万個の輸液薬生産能力を持っており、注射工場では、、1万、10万、50万単位のウロキナーゼ注射とブドウ糖注射、乳酸リンゲル注射、総合アミノ酸注射をはじめとする各種注射薬を生産している。
 チョンソン(精誠)製薬総合工場は、保健部門も少なからぬ打撃を受けた「苦難の行軍」の時期に、金正日国防委員長(故人)の指導によって建てられた。金正恩委員長は、2011年に、金正日国防委員長とともに、また2014年11月、2015年10月にも工場を訪れ現地指導している。
 朝鮮のマスコミ報道によれば、金正日国防委員長は、工場の名前であるチョンソン(精誠)は、人民に尽くす社会主義保健の本質で生命だと述べ、すべての従業員はその名に恥じぬよう熱い人間愛をもって人民に尽くさなければならないと述べている。ちなみにチョンソン、精誠(せいせい)とは純粋な誠実さを意味する。
 金正日国防委員長と金正恩委員長の現地指導を受け、チョンソン(精誠)製薬総合工場は大きく発展し、今では朝鮮で有数の製薬会社になった。
 「朝鮮の今日」は8月15日にこの工場を紹介しながら、工場で生産している医薬品は、われわれの原料、われわれの技術、われわれの設備に依拠して研究開発された、われわれの製品である、と指摘、工場の矜持は高く、外部の圧力によって左右されない旨強調した。
 朝鮮には、医学科学院、医学研究院医学生物学研究所、国家科学院生物工学分院、ピョンヤン医科大学医学化学技術交流所など、多くの機関が最先端医薬品、医療器具の開発に携わっており、各地方にも製薬工場が作られ、保健部門で「苦難の行軍」時の打撃は回復して余りある。
 朝鮮有数のチョンソン(精誠)製薬総合工場については、朝鮮のマスコミによってたびたび報じられている。しかし、西側では「抗生剤もない」「脆弱な医療」などと誹謗中傷に余念がなく、朝鮮にはまるで製薬会社ひとつさえないかのようなプロパガンダを繰り返している。西側で朝鮮のマスコミに触れる機会が極めて限られていることを利用した程度の低い政治宣伝だ。
 稚拙なプロパガンダを何度繰り返しても、朝鮮の製薬会社がなくなるわけではなく、さらには自力更生が徹底されることによって、制裁圧力は時間とともに無力化している。(了)

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