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朝鮮で郡レベルの地方工場にてんさい糖生産ラインを構築 平安北道クジャン群食料品工場で

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  平安北道のクジャン(球場)郡食料品工場で、甜菜(てんさい)を原料にする、砂糖生産工程を新しく設置して、てんさい糖の試験生産を成功裏に終えた。。
 「メアリ」がクジャン郡食料品工場でてんさい糖生産を正常化する土台を整えたと、8月12日報じた。
 報道によれば、平安北道人民委員会では年初からクジャン郡食料品工場に砂糖生産ラインを作る目標を立てて推し進め、砂糖生産工場と、貯蔵庫など数百メートルいたる補助建築物を完成させた。
 対象設備は、楽園機械総合企業所の酸素分離工場、新義州紡績機械工場、新義州染色設備工場をはじめとする道内の工場、企業所で製作設置し、糖度が97%以上の質の良い、てんさい糖を生産できる工場を完成させた。
 周知のように砂糖の原料は「サトウキビ」と「てんさい(甜菜・サトウダイコン)」。朝鮮では主にてんさいを砂糖の原料に用いて生産してきたが、郡単位の食料品工場で砂糖生産工場を導入した例は多くない。
 国際的にみれば、砂糖生産はサトウキビが約60%、甜菜が約40%という割合でなされており、ヨーロッパでは砂糖と言えば「てんさい糖」というくらいポピュラーなもの。
 最近、韓国で、北側のビールなどの酒類、食料品と、南側の砂糖を物々交換する「小さな交易」実現が喧伝されている。 この過程で朝鮮では砂糖を生産していないのかと疑問を持つ向きがある。「小さな交易」云々は南側の一方的な提案でその実現いかんは定かではないが、朝鮮での砂糖生産を疑問視するのは誤解に過ぎない。
 朝鮮では以前からてんさいを栽培しててんさい糖を生産しており、需要の増大とともに、クジャン郡食料品工場でのように、郡単位での砂糖生産が広がっている。
ちなみに、韓国では砂糖の原料は輸入に依存している。(了)