
朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長が、南朝鮮外交部が朝米対話の再開に努力、完全な非核化努力を云々したことを非難する談話を、13日発表した。
談話は朝米間の問題と核問題について論じる立場でもなく、割って入る隙間も場所もない南朝鮮当局が朝米対話の再開を云々し、非核化について勝手に解釈して言葉にもならない虚言を発しているのにはあきれる、と強い不快感を表明、要旨次のように指摘した。
今、朝米対話がなく非核化が吹き飛んでしまったのは仲裁者がいないからではない。
その理由を、南の村で喜んで使う表現で説明すれば非核化のための「与件が造成」されてないためだ。
非核化が実現されるにはどのような条件が成熟されなければならず、どのくらいの山を越えなければならないのか、その概念も知らないものが、オウムのように非核化を繰り返している姿を見れば、本当に愚かだという考えを禁じ得ない。
明白にしておくが、われわれは米国が加える持続的な脅威を制圧するために、われわれの力を引き続き育てていくであろうし、このようなわれわれの努力はこの瞬間にも行われている。
われわれを相手にしたいのなら多くの苦心をして他の方法を探して接近しなければなるまい。
われわれは2年前から大きく変わったし、今も変わっており、引き続き恐ろしいほど変わる。
非核化というたわ言は、つまんで捨ててしまった方がいい。(了)