駐韓米軍で新型コロナウィルス感染が広まっており、8日に京畿道東豆川の米軍基地で感染者が確認された。米軍発表によればこれでコロナ感染者は21人に達した。
しかし、去る6日、韓国ソウルの研究所が3月から4月はじめまでに駐韓米軍の依頼を受けて検査した検体のうち72人分がコロナに感染しており、米軍に報告されたことが報じられ、駐韓米軍当局が感染者数を大幅に縮小隠蔽してるとの疑いがもたれている。
これについて駐韓米軍は、依頼したのは駐韓米軍の検体ではなく、他の国に駐屯している米軍の検体であると弁明している。韓国外に駐屯している米軍の検体をわざわざソウルに持ち込み民間の研究機関に依頼することは考えられないこと。
公式発表によれば駐韓米軍のコロナ感染は、京畿道平沢市ハンフリーズ基地で9人、
大邱のCamp Carroll、Camp Henry、Camp Walkerで8人、烏山空軍基地で3人、東豆川で1人で、韓国内の5基地に広がっている。
駐韓米軍のコロナ感染が韓国内の複数の基地に広がっていることから、検査の結果感染が確認された72人分の検体も駐韓米軍のものではないか、との疑念が韓国民の中で広まっている。
駐韓米軍は新型コロナウィルスの検疫においても例外が適用され韓国側の統制をうけない。
コロナ感染が駐韓米軍内で広がっていることがわかれば韓国民の反発は必至。このため例外規定を利用して感染者数を大幅に縮小隠蔽している可能性が高い。