朝鮮中央通信社は28日、米国とかいらい大韓民国による挑発的な侵略軍事演習を厳しく非難する論評を発表した。
論評は、「われわれは、われわれが保有した最先端武装装備が決して『誇示』用ではないことを複数の機会を通じて証明したばかりか、核戦力の使用に関する朝鮮式の核教理を法化して久しい。米国とかいらい大韓民国の連中にもう一度警告するが、もし戦争の導火線に火の粉がつく場合、われわれの無慈悲な征伐の目標になるであろう」と指摘した。
以下は論評の全文。
米国をはじめとする敵対勢力のわが共和国に対する軍事的圧殺策動によって、朝鮮半島の情勢は刻一刻戦争の瀬戸際へ突っ走っている。
米国とかいらい大韓民国ごろつきは、1月15日から26日まで10余日間もいわゆる「サイバー同盟訓練」なるものを実施した。
「サイバー共助システムの強化」という名目の下で初めて行われた今回の訓練は、明白にサイバー戦争の熟達に目的を置いたもので、誰それの「政権終焉(しゅうえん)」を公然と言いふらして無分別な軍事的妄動をこととしている米国とその追随勢力の戦争挑発策動の延長である。
米国とその手先らは、新年に入って1カ月もならない期間に各種の核戦略資産まで動員して朝鮮半島と周辺の空と地、海でわれわれを狙った合同軍事演習を次々と行った。
去る4日、米国はかいらい軍事ごろと「同盟の作戦遂行能力強化」をうんぬんしながら、京畿道抱川で火薬のにおいが漂う新年初の連合戦闘射撃訓練を強行した。
続いて、われわれの「核・ミサイル威嚇に備えるための対応能力向上」についてけん伝しながら、原子力空母カール・ビンソン、イージス巡洋艦プリンストンを動員して15日から3日間にわたって済州島周辺の海上で日本海上「自衛隊」、かいらい海軍艦船と連合海上訓練に狂奔した。
18日も、「抑止力と対応力量の増強」という看板を掲げて米空軍のB1B核戦略爆撃機2機と日本航空「自衛隊」のF15戦闘機が投入された中、朝鮮東海の上空で連合空中訓練が行われた。
これと同時に、多様な偵察資産を利用した偵察行為が積極的に並行されている。
22日、米空軍のRC135偵察機が長時間にわたって航跡を露出させながら朝鮮東海と西海の上空で挑発的な偵察行為に没頭したかとすれば、かいらい一味までもE737空中早期警報統制機をわれわれに対する監視作戦にかり出して無分別に振る舞った。
雲がしきりにかかれば雨が降るように、年明けからわが共和国に反対する核戦争演習がヒステリックに行われている現実は、われわれをして万般の臨戦態勢を整えて米国とその手先らの侵略策動を最も圧倒的な力で徹底的に制圧することを求めている。
われわれは、われわれが保有した最先端武装装備が決して「誇示」用ではないことを複数の機会を通じて証明したばかりか、核戦力の使用に関する朝鮮式の核教理を法化して久しい。
米国とかいらい大韓民国の連中にもう一度警告するが、もし戦争の導火線に火の粉がつく場合、われわれの無慈悲な征伐の目標になるであろう。(了)