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新型水中核兵器システムの重要実験 朝鮮国防省代弁人が談話発表

  

 朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンは19日に「無謀な軍事的対決狂気を絶対に黙認しない」と題した談話を発表し、米日韓の挑発的軍事訓練を非難しながら、「開発中の水中核兵器システム『ヘイル(津波)―5―23』の重要実験を朝鮮東海水域で行った」ことを明らかにした。

 「ヘイル(津波)―1、2」についてはすでに開発を終え実戦配備されていることから、明らかにされた「ヘイル(津波)―5―23」はより性能が向上した新型とみられる。水中核兵器システムは米国にもない非対称兵器。有効な迎撃対策もなく、米国自慢の空母船団及び海軍には大きな脅威になっている。

 談話の全文は次の通り。

 年頭から、米国と日本、大韓民国が挑発的な軍事訓練に熱を上げている。

 去る1月15日から3日間、米原子力空母カール・ビンソン、イージス巡洋艦プリンストン日本海上「自衛隊」、大韓民国海軍艦船は済州島周辺の海上で連合海上訓練をまたもや強行した。

 昨年12月、米国と日本、大韓民国の軍事ごろが多年間の3者訓練計画を共同で樹立した以降行われた今回の訓練は、地域情勢をさらに不安定にする原因となったし、わが国家の安全を甚だしく脅かす行為となる。

 これに対する対応措置として、朝鮮民主主義人民共和国国防科学院水中兵器システム研究所は、開発中の水中核兵器システム「ヘイル(津波)―5―23」の重要実験を朝鮮東海水域で行った。

 わが軍隊の水中核対応態勢は、より完備しており、米国と同盟国海軍の軍事的敵対行為を抑止するための海上および海底での相異なる対応行動は当然、続くであろう。

 われわれは、年明けから朝鮮民主主義人民共和国の安全を甚だしく脅かしている米国とその追随勢力の無分別な行動を強く糾弾するとともに、これによって招かれる破局的結果について厳かに警告する。

 朝鮮民主主義人民共和国武力は、敵の無謀な軍事的対決狂気を絶対に黙認せず、責任的かつ迅速果敢な抑止力行使で敵に恐れを与え、強力な力に頼って国家の安全と地域の平和をしっかり守っていく。(了)