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戦争の危険を高める米韓の無謀な妄動 朝鮮中央通信社が論評を発表し非難

 朝鮮中央通信社は4日、尹錫悦かいらい一味が新年から軍事境界線一帯で軍事演習を繰り広げるなど、危険な挑発行為を見境なく行っていることを非難する、「対決狂らは最も苦しい瞬間だけを体感することになるだろう」と題した論評を発表した。

論評は、「今年は、かいらい一味の哀願と積極的な協力の下、米国と日本をはじめとする侵略勢力がより多く朝鮮半島に入り込み、核打撃を含む各種の挑発的な戦争策動が前例のない規模で強行されることによって激突の危険性が最も高い年である」と警告、「極度の安保不安によって狂う状態になったあげく、今年も米国の覇権野望を実現する上で『第1突撃隊」は相変わらず自分らであるという宗主の『認定』を受けてさらなる歓心を買い、ぐらつく余命を維持してみようとすること以外の何物でもない」と指摘した。

朝鮮側が5日黄海で射撃訓練を行ったことと関連、韓国軍部は大騒ぎして朝鮮側の“挑発”であるかのように世論を欺いている、これは年末、年始にかけて米国と尹錫悦かいらい一味によって狂乱的に行われた挑発的軍事演習に対応したもので米韓に対する警告。

以下は論評の全文。

 朝鮮半島を核戦争のるつぼの中に追い込む危険極まりない軍事的挑発策動で2023年の日と月を送った尹錫悦かいらい一味が、新年に入っても自滅的な妄動を続けている。

 尹錫悦は、年明けから「今年の上半期まで増強された韓米拡大抑止システムの完成」だの、「韓国型3軸システムの強力な構築」だの、何のという虚勢的な妄言で、今年も米国の特等走狗、手先としての役割を忠実に遂行していくという醜悪な本態をそのままさらけ出した。

 実際に、わが共和国に対する奇襲的浸透を想定したかいらい特殊戦部隊の挑発的な「酷寒期訓練」というものが年末から年始に続き、去る1日にはわれわれに近い地域でいわゆる「迎春の砲撃訓練」なるものを行った。

 2日には、かいらい陸軍のほとんど全ての部隊が総出動して前方地域で砲撃および機械化部隊の機動訓練で火薬の臭いを漂わせたし、翌日にもかいらい海軍が東・西・南海の全海域で艦砲射撃訓練と海上機動訓練を強行した。

 これと時を同じくして、今、かいらい軍部の頭目らは競争的に前方部隊を奔走して、「後ろを振り返らず果敢に行動しろ」などの好戦的妄言を吐きながら、戦争の雰囲気を鼓吹している。

 「即時、強力に、あくまで」という挑発的な空元気の中で強行されているかいらい一味の好戦的妄動は、2024年の朝鮮半島情勢がどのような様相と色彩を帯びて流れていくかを難なく分かるようにしている。

 全世界が、類例のない動乱と戦乱につながった昨年を振り返って、そのようなむごたらしいことが二度と繰り返されないことを祈願し、平和と安定が訪れることを願いながら新年を迎えた。

 しかし、対決意識が骨髄にまで徹しているかいらい一味は、戦争を呼ぶ挑発的な選択で年明けを「装飾」したのである。

 自分自身のこともろくに処理できない青二才らが今や、宗主を信じて反朝鮮対決野望に浮ついたあげく、恐怖心までなくなったのを見ると、本当に生きることを諦めたようである。

 今年は、かいらい一味の哀願と積極的な協力の下、米国と日本をはじめとする侵略勢力がより多く朝鮮半島に入り込み、核打撃を含む各種の挑発的な戦争策動が前例のない規模で強行されることによって激突の危険性が最も高い年である。

 現実は、新年の扉を対決的な狂言と戦争の砲声で開け放ったかいらい一味の無謀な妄動を放置しては、朝鮮半島と地域の平和と安定を成し遂げられないということを示している。

 年頭からかいらい一味が全く勝算も、生き残る見込みもない無謀な戦争策動にそれほど熱誠を上げる目的は他にあるのではない。

 極度の安保不安によって狂う状態になったあげく、今年も米国の覇権野望を実現する上で「第1突撃隊」は相変わらず自分らであるという宗主の「認定」を受けてさらなる歓心を買い、ぐらつく余命を維持してみようとすること以外の何物でもない。

 反朝鮮対決野望を実現するためには千年来の敵とぐるになる醜悪な行為もはばかることなく働いたあげく、今や、先祖伝来の肉親のような領土である独島までも倭国に供しようとする現代版の「乙巳五賊」の群れに歴史はすでに死刑の判決を下した。

 米国の忠実な戦争突撃隊、弾除けにすぎない醜悪な狂犬の群れが狂奔するほど、屠殺場へ行く時間を早めるだけである。

 対決狂らは、新年も想像すらできない最も苦しい瞬間だけを体感することになるだろう。(了)