朝鮮で革命の聖地とされる両江道三池淵市の建設が終了した。
白頭山の麓に位置する三池淵市建設は金正恩総書記の直接的な指導下、山間文化都市の立派な標準、理想的なお手本になる地方都市に建設する目標のもと、数年間にかけて行われてきた。
三池淵市建設事業に本格的に着手したのは2018年。翌年末には三池淵市中心地区の建設が終了し、この年の12月2日に金正恩総書記が参加し竣工式が行われた。
中心地区の開発終了を受け最高人民会議は12月10日に、三池淵郡を市に昇格させ行政区域が改変された。
中心地区周辺と農場地区の再開発は2020年から本格化、今年の11月に完成した。
10洞・4労働者区からなる膨大な三池淵市建設事業が終了したのにともない現地指導した金正恩総書記は、「4年間に渡る三池淵市建設闘争の中で、党と人民の一心団結、渾然一体の不可抗力的威力と、われわれ式に、われわれの力で自力繁栄、自力富強しようとするわが国家の鉄の意志と自信、自立的発展の可能性が実証された」と指摘、「蓄積した優秀な経験を積極的に奨励し拡大して、地方建設発展と文明な全社会建設を推進する転換的な局面を開かなければならない」と強調した。(了)