千里を駆ける馬。
伝説のチョンリマ(千里馬)には朝鮮人民の不屈の意志が宿っている。
1956年12月、「あと1万トンの鋼材を!」。金日成主席の呼びかけに、6万トンの増産で答えた降仙製鋼所(現千里馬製鋼連合企業所)の労働者。
朝鮮が戦後復興の中で、社会主義工業化への大躍進を成し遂げる原動力となった「チョンリマ(千里馬)運動」の始まりであった。
朝鮮戦争で敗北した米国は「100年過ぎても復興はできない」と捨て台詞を残したが、朝鮮では1957年から60年の間に工業総生産3.5倍に増え、すべての分野で戦前を上回る奇跡が創造された。
朝鮮人民の心に深く刻まれている夜空に浮かぶチョンリマ(千里馬)。
朝鮮の体制崩壊を策す米国の圧力と制裁に対抗して経済建設を進める人々の気概と精神を象徴している。(了)