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韓国「ヌリ号」試験発射は失敗作 3段エンジンが46秒も早く停止、「統一のメアリ(こだま)」が報道

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3段エンジンが46秒早く停止、衛星模写体軌道投入に失敗した「ヌリ号」

 朝鮮のウェブサイト「統一のメアリ(こだま)」は30日、「南朝鮮専門家」と「外信」を引用する形で、去る21日に韓国が行った宇宙ロケット「ヌリ号」発射は「失敗作」であると報じた。

 「統一のメアリ(こだま)」は、韓国の「ハンギョレ」「京郷新聞」等の報道を引用する形で次のように報じた。

 航空宇宙研究院のいち研究者は、「ヌリ号」発射が「成功」したという雰囲気だが、発射は失敗作だ、「ヌリ号」3段に装着された7トン級液体エンジンが予定よりも46秒早く停止し、高度700キロメートルに到達した衛星模写体の速度が地球を回ることができる7.5キロメートルに及ばなかった、「ヌリ号」発射の最終目標が衛星模写体を軌道に安着させることだが、軌道安着に失敗したのに「成功」を云々するのは望ましくない、と主張した。

 別の航空宇宙専門家は今回の試験発射で3段エンジンが予定よりも早く停止したため衛星模写体を軌道に乗せることができなかった。3段エンジンが問題だったことは「ヌリ号」の技術力がまだ10年から20年程度遅れていると評価できる。発射能力を立証して競争力を持つためにはまだ遠い道のりだと言及した。

 また「統一のメアリ(こだま)」は、外信は南朝鮮が公開した「ヌリ号」の主要な指標は低レベルでありロケット技術の出発点も低い、南朝鮮はロケット開発の初めから周辺国の技術に依存してきたため技術開発が不確実だ、成功に対する期待感は高かったが結局失敗したのは南朝鮮のロケット研究開発核心工程がまだ完成していないことを意味していると主張したと、報じた。(了)