朝鮮民主主義人民共和国外務省のスポークスマンは16日談話を発表し、キューバで起きた反政府デモは、社会主義と革命を抹殺しようとする外部勢力の背後操縦と執拗な反キューバ封鎖策動の所産であると指摘、外部勢力の内政干渉を糾弾した。
また談話は、「われわれは、国の尊厳と自主権を守り、祖国と革命、社会主義の獲得物を最後まで守るためのキューバ政府と人民のあらゆる努力と措置に全面的な支持と連帯を表す」と強調した。
談話全文は次の通り。
最近、キューバでは首都ハバナをはじめとする複数の地域で大規模な反政府デモが起こる重大な事態が発生した。
キューバで発生した反政府デモは、社会主義と革命を抹殺しようとする外部勢力の背後操縦と執拗な反キューバ封鎖策動の所産である。
朝鮮民主主義人民共和国外務省は、今回の反政府デモを機にキューバの社会主義制度を転覆しようとする外部勢力の内政干渉企図を糾弾、排撃する。
われわれは、国の尊厳と自主権を守り、祖国と革命、社会主義の獲得物を最後まで守るためのキューバ政府と人民のあらゆる努力と措置に全面的な支持と連帯を表す。
キューバが外部勢力の干渉を断固と粉砕して現難局を成功裏に克服し、国の政治的安定を確固と守るものと確信する。【平壌7月16日発朝鮮中央通信】