ピョンヤン水産物百貨店の食堂はメギタン(なまずのスープ)が美味しいことで有名だ。
メギタンを求めるお客さんが絶えないが、食堂でメギ(なまず)料理を担当しているのが、独身時代から50歳になる今日までこの食堂で調理を担当してきたチョン・ミョンオク調理師。
「朝鮮の今日」(4.23)が伝えた。
周知のように、朝鮮ではピョンヤンをはじめ全国の道単位だけでなく市,郡単位にもなまずの養殖場がつくられ、人民の食生活に欠かせない食材になっている。
油が適度に乗ったナマズはもともと美味で、調理次第によってはより美味しく食すことができて人気がある。
メギタンの名人であるチョン・ミョンオク調理師に教えを乞う主婦が絶えないという。 チョン調理師によれば、メギタンはスープの温度調節、味付け、蒸らす時間、香辛料の配合が大事でとのこと。
根拠もなく朝鮮の食糧難を騒ぎ立てる人々は一度ピョンヤンに来てメギタンを食してみるとよい。(了)