朝鮮中央通信は21日、「日帝の極悪非道な人権蹂躙犯罪―強制『徴兵』」とのタイトルの記事で、日帝が朝鮮で行った「徴兵制」で数多くの朝鮮青年を戦場に駆り出し市に追いやった犯罪的行為を暴露した。
記事は、敗北後、日本が縮小して発表した資料によっても、日本陸・海軍に徴発された朝鮮の青壮年数は36万4000人余りに及び、内12万2000人が声明を失ったと指摘、「実に、朝鮮人に働いた日本の過去犯罪は劇甚な人種主義と民族排外主義が骨髄に徹したサムライ一族だけが働ける極悪な反人倫的人権蹂躙(じゅうりん)犯罪行為であり、人類史のどこにも見られない極悪非道な戦犯罪である」と強調した。
以下は記事の全文。
20世紀、わが国を軍事的に占領した日帝がわが人民に働いた数多くの罪悪の中には「徴兵制」の名目で朝鮮の青年を強制徴発して戦場に連れて行き、無念の死と苦痛を強要した犯罪もある。
日帝は朝鮮占領期間、「徴兵令」「陸軍特別志願兵令」「学徒兵令」など、各種の悪法を作り上げ、数多くの青壮年を強制連行した。
1944年4月に実施した「徴兵制」も、日帝がより多くの朝鮮の青年を自分らの侵略戦場に連行するためにつくり上げたものであった。
1942年5月、日本首相の東条英機は太平洋戦争が長期化し、人的資源の不足が切迫することになると、朝鮮の青壮年を戦争の弾除けに動員する目的の下、陸軍「徴兵制」を実施することに関する政府決定案なるものを考案した。
それで、わが国では官権と軍権、懐柔、欺瞞(ぎまん)と暴力など、あらゆる手法が総発動されて、数多くの青壮年が日帝の侵略戦場に強制的に連行される過酷な「徴兵制」が実施されるようになった。
日帝侵略軍の各兵種に連行された朝鮮人は、形容しがたい過酷で野蛮な民族的差別と虐待を受けたし、日本の敗北直前には集団虐殺まで被らざるを得なかった。
敗北後、日本が縮小して発表した資料によっても、日本陸・海軍に徴発された朝鮮の青壮年数は36万4000人余りに及ぶ。
その中で、生命を失った人は12万2000人に達する。
実に、朝鮮人に働いた日本の過去犯罪は劇甚な人種主義と民族排外主義が骨髄に徹したサムライ一族だけが働ける極悪な反人倫的人権蹂躙(じゅうりん)犯罪行為であり、人類史のどこにも見られない極悪非道な戦犯罪である。【朝鮮中央通信】