朝鮮労働党第8回大会で決めた新経済5か年計画の間に首都ピョンヤンに5万世帯、咸鏡南道ハムギョンナムド(咸鏡南道)のコムドク(剣徳)地区の2万5000世帯の住宅建設が打ち出され、ピョンヤンでは今年の目標である1万世帯住宅建設に着手するなど建設ブームに沸いている。
このような建設ブームは今に始まったことではなく、金正恩総書記の登場とともに2012年から今日まで続いている。
「朝鮮の今日」は4月23日に「数字と資料は語る」と題した記事を掲載、「2012年から2020年までの期間だけでも朝鮮労働党と共和国政府の特別な関心のなかで、首都ピョンヤンと地方に大規模な新しい街と住宅が建設された」と報じた。
「朝鮮の今日」によれば、この間、チャンジョン(倉田)通り(2012年)、未来科学者通り(2015年)、リョミョン(黎明)通り(2017年)、金日成総合大学教育者住宅(2013年)、金策工業総合大学教育者住宅(2014年)、銀河科学者通り(2013年)、衛星科学者住宅地区(2014年)等が建設されたと写真入りで報じた。
また「朝鮮の今日」は、「2015年、2016年、2020年に災害性大雨と洪水、台風」で受けた被害の復旧、三池淵市での大規模都市建設などについても報じた。
米韓の反朝鮮勢力は、朝鮮が経済難にあえいでおり、明日にでも崩壊しかねないかのようなプロパガンダを連日行っているが、実態は全く異なるようだ。
もし50%に近い人民が“食糧難で苦しんでいる”などのプロパガンダが事実なら、朝鮮で続く大規模建設は不可能であろう。(了)