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朝鮮労働党第8回大会開幕 新たな路線と戦略戦術方針を討議決定する

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 朝鮮労働党第8回大会が5日ピョンヤンで開幕し、金正恩党委員長が事業総括報告を始めた。

 6日付「労働新聞」が伝えた。

 朝鮮労働党第8回大会は、革命発展の推移と造成された主客観的情勢の要求を科学的に分析したうえで、党の強化発展と社会主義建設で画期的な飛躍を起こすための新しい闘争路線と戦略戦術方針を討議決定することになる。

 金正委員長は報告で第7期中央委員会の活動状況を成果と欠陥の両方の面で厳正に総括して、社会主義建設の画期的進歩のための主な闘争路線と戦略戦術方針、そして祖国統一偉業と対外関係を前進させ、党活動を強化発展させるうえで必要な重要な問題を提起することになると言及した。

 金正恩党委員長は事業総括報告に先立ち、開会の辞を行った。

 開会時で金正恩委員長は、「党第7回大会以来、半万年の民族史に特筆する奇跡的な勝利と出来事を抱いてきたことにより、祖国と人民の運命を永遠に頼もしく守護できる強力な担保を整え、同時に経済建設を促進し、人民生活を向上させることができる一連の意味のある貴重な成果と土台も用意した」と成果に言及、同時に「国の経済発展5カ年戦略を実行期間が昨年までに終わったが、掲げた目標は、ほぼすべての部門で大きく未達であった」と指摘した。

 米韓日のマスコミは、5カ年戦略目標未達発言に焦点を当てて報じているが、より注目すべき「祖国と人民の運命を永遠に頼もしく守護できる強力な担保」、つまり核抑止力を中心にする軍事力への言及は避けている。(了)