「祖国の現実と平凡な朝鮮人の姿を事実のままに見せたかった」
ピョンヤンのYouTuber・ウナが、自身が運営していたチャンネル(「Echo Of Truth」)が削除されたことに関連して、あらたに開設(22日)したチャンネル「Echo-of-Truth-Returns」で「(Google)の規定違反はなかった」とチャンネル削除に疑問を示した。
ウナはピョンヤン市のデパートやスーパーをありのまま映像に収め、市民への簡単なインタビューなどを収録してYouTubeで紹介し注目を浴び人気が高まっていた。チャンネル登録を見ても11月末までに4万6千人以上に達していた。
しかし、この人気チャンネルが規定違反もないのに突然削除されたのだ。
ウナはYouTube運営をはじめた理由について、「祖国対する間違った認識を正」し、「祖国の現実と平凡な朝鮮人の姿を事実のまま見」せることが目的であったと語っている。
Googleはいつものように、チャンネル削除の理由を明らかにしていないが、沈黙は背景に米当局の圧力が隠されていることを反証するだけだ。Googleがチャンネル削除の理由も明らかにしない傲慢な態度を一貫させていることは、背景にある当局の圧力を説明できないためと推察される。頭隠して尻隠さずの稚拙な行為に他ならない。
朝鮮を「悪魔化」するプロパガンダを続けている米国にとって、朝鮮のありのままの姿が広く知れ渡ることは実に都合が悪いこと。「悪魔化」プロパガンダが偽情報によってなりたっており、その虚実が白日にさらされることになるからだ。
ウナのチャンネル削除は、超大国がピョンヤンの真実が知れ渡ることを恐れて言論の自由を統制、調整していることを示している。
米国の言う“表現の自由”“民主主義”の実態は都合の悪い真実は覆い隠すことを前提にしたもので、その手法はコソ泥の言い訳よりも稚拙だ(了)