金正恩委員長が、黄海北道ウンパ（銀波）郡テチョンリ（大青里）一帯の被害復旧建設現場を現地で指導した。
12日、「労働新聞」、朝鮮中央通信など、朝鮮のマスコミが伝えた。
報道によれば、金正恩委員長は、建設現場を見て回って復旧建設の進捗状況を視察した。
金正恩委員長は、時代的立ち遅れと水害の痕跡をきれいに取り除き、整然と建てられて農村文化住宅のモデルとして、姿を現した被災地の農場作業班の村を満足げに眺めながら、以前、ここを訪れた時に会った農場員たちの要求通りに、住宅を建設資材の所要量や敷地節約の面を考慮せず、１世帯に１棟を割り当て建てるように指示を与えて設計案を批准したが、本当によかった。農場員の要求に合い、彼らが喜んでこそ新しく建設した甲斐も大きいと述べた。
金正恩委員長はまた、わずか３０余日目にこのような理想郷の姿を表したのは、党への忠誠心と人民への熱烈な愛を身につけているわが人民軍だけが創造することのできる奇跡で、人民軍の戦闘力は今回も世界を驚かすだろうと指摘した。
さらに金正恩委員長は、建設に動員された人民軍部隊の指揮メンバーに自然災害の復旧に人民軍を動員した党の意図と復旧建設が持つ重要性について重ねて強調、人民軍への期待と信頼を示した。
一方、金正恩委員長は浸水田に立ち寄って農作物の生育状態を視察、農業部門の活動家と勤労者が気を緩めず奮発して農作物の被害を最小限にとどめ、収量を高めるために最後まで粘り強く責任をもって闘わなければならないと強調した。
「労働新聞」は、「祖国と人民のために愛国献身の道を絶え間なく歩み続ける金正恩委員長の精力的な指導の足取りはとりもなおさず、わが祖国が踏み出す力強い前進の歩幅となり、奇跡創造の原動力となって、わが人民と軍隊はこんにちの自然災害復旧戦闘でも必ず誉れ高い勝利者になるであろうし、社会主義万歳の声は１０月の祝日の空により高らかに響き渡ることになるであろう」と指摘した。（了）
