米国の新型コロナウィルス感染症が広がる中で、米本土の軍基地内でも多くの確診者が発生していると伝えられる。
米国の時事週刊誌「ニューズウィーク」は9日付で、米国の41州、150の軍基地で新型コロナウィルス確診者が発生していると報じた。この報道によれば九つの州で100件以上の感染事例が発生、サンアントニオ、ノーフォーク海軍基地、ジャクソンビル海軍航空基地での感染者が最も多いと伝えている。
米国防総省によれば、10日現在米軍関係者の感染は3054件、このうち現役の将兵感染者は2031人、死亡者は13人とされる。
米国防総省は国家安保と抑止力を弱める恐れがあるため細部事項については非公開方針を貫いている。