金正恩総書記が完工を控えた和盛地区第２段階１万世帯分の住宅建設場を現地指導

　金正恩朝鮮労働党総書記が４月５日、完工を控えた和盛地区第２段階１万世帯分の住宅建設場を現地指導した。

　「労働新聞」が6日報じた。

　同紙は、「革命の首都平壌を世界的な人民の理想都市、最も偉大な都市に転変させるという大いなる雄志を抱いて非凡な英知と特出した指導力で首都建設の立派な青写真を示し、その実現のための労苦を絶えず費やしている金正恩総書記は、首都の住宅建設はわが党と国家が最重大課題として押し進めている宿願事業であり、党と政府が人民と約束したことであると述べ、和盛地区第２段階区域を近代的な都市区画の様相を整えた特色ある街に打ち建てるための方向と方途を明示し、各住宅別に平面と立面、形成案を直接指導し、建設活動を精力的に導いた」と指摘、要旨次のように伝えた。

　第８回党大会が示した首都建設５カ年計画の３番目の年である２０２３年度の計画に従って、和盛地区第２段階区域には８０ヘクタール余りの領域に１万世帯分に及ぶさまざまな形式の住宅が公共およびサービス建物、施設物とバランスを取って便利に配置され、主体性と民族性、現代性と芸術性がはっきり生かされるように建設された。

　金正恩総書記は、和盛地区第２段階１万世帯分の住宅建設場の各所を見て回り、建設状況を具体的に確かめた。

　金正恩総書記は、近代的な住宅がずらりと立ち並んだ壮大な新しい街の全景を眺めて、本当にすばらしい、和盛地区に人民の幸福の住まいがまた増えるようになったと、とても喜びを禁じ得なかった。

　金正恩総書記は、和盛地区第２段階の住宅建設で党の建築美学思想が徹底的に具現されたのが一目で分かる、第１段階の住宅と様相が区別されるように反復を避けながら朝鮮式の固有な味わいと特色を生かし、重みがあるように立派にできあがったと評価して、わが人民を新時代の文明へと導く荘厳な大建設闘争に果敢に奮起して党に対する忠実性と堅忍不抜の精神を遺憾なく発揮した建設者たちの偉勲を高くたたえた。

　金正恩総書記は、施工で現れた一連の欠点を指摘し、早急に正すための対策を立ててやりながら、住宅の建設は人民の美しい幸福の基盤を築く第一の重大事であるだけに、遠い後日にも遜色がないように最上の水準で完工するという目標を掲げて、仕上げの工程まで質的に、完璧に締めくくるべきであると強調した。