Korea News.com(コリアニュース.com)

激動する朝鮮半島のニュースを正確、迅速に伝えるべく努力します。 朝鮮半島の平和と統一、朝日の親善、アジアと世界の平和を願って。

【スポンサーリンク】

米国と西側に対する幻想はウクライナに何をもたらしたのか

 朝鮮中央通信は23日、「米国と西側に対する幻想はウクライナに何をもたらしたのか」と題する記事を配信した。

 記事は、「ウクライナで繰り広げられている悲劇の原因」は「現ウクライナ政権の崇米・事大、外部勢力依存政策に根本原因がある」と指摘、次のように強調した。

 「こんにちのウクライナ事態は、米国と西側に対する幻想がどんなに愚かで自滅的なものであるのかを明白に実証している。キエフかいらい政権は、時代錯誤の崇米・事大と外部勢力依存によって国を滅ぼし、民族を滅びるようにする残酷な悲劇を招いた」

 記事の全文を以下に紹介する。(中見出しは編集部)

 自国の安保空間を甚だしく脅かす米国と西側に立ち向かってロシアが開始した対ウクライナ特殊軍事作戦が、3年目に入った。

 欧州で最も貧困な国の中の一つに

 最近、発表された資料によると、特殊軍事作戦開始以来2年余りの期間に、ウクライナは44万4000人余りの軍人を失い、経済規模は30%に減ったし、350万個の職が無くなった一方、約1000万人の住民が募兵などを避けて海外へ逃走した。

 一方、米国のそそのかしの下、ウクライナに数多くの兵器と資金を与えてロシアの「戦略的敗北」について気炎を吐いていたNATO加盟国の中で「ウクライナ支援疲れ」が増大して、この国に対する支援展望は日を追って漠然となり、矛盾と亀裂は深まるだけである。

 30余のNATO加盟国をはじめとする西側が、侵略と干渉、破壊と略奪の元凶である米国の指揮棒に従って戦場に天文学的金額の兵器と資金をあてがったが、かごで水を汲むようになってしまった。

 現在、国際世論はウクライナが欧州で最も貧困な国の中の一つ、独自性を喪失した国になったと評している。

 ロシアの西部国境に接しているウクライナは1991年の独立当時だけでも、60万平方キロメートルを越える領土と肥沃な土地、豊かな天然資源を持つ国であった。

 旧ソ連の崩壊後、「世界唯一超大国」に浮上した米国は、ウクライナに対する「全面的な隷属化」を実現するために露骨な干渉の魔手を伸ばしはじめ、西側から教育を受けて米国の利益に服従することを盟約した手先で親米、親西側政府を樹立させようと各方面にわたって策動した。

 2014年2月、米国と西側の背後の操りによって起こったクーデターを機にしてウクライナに親米政権が樹立されると、米国はキエフのかいらい政権をそそのかしてヒステリックなNATO加盟騒動を起こし、一方ではロシアの西部国境沿線に位置したNATO追随国に膨大な侵略武力を集結させて戦争脅威を系統的に強めてきた。

 結局、旧ソ連という一国の中で緊密に協力し、仲良く過ごしていたロシア―ウクライナ関係は、米国と西側の執拗な反ロシア策動によって非妥協的な対立関係、衝突関係に変わるようになった。

 ロシアとしては、ウクライナNATOに加盟することで、モスクワの目の前にまで米国をかしらとするNATO侵略武力が展開されるのを決して許せなかったし、ついに2022年2月24日、対ウクライナ特殊軍事作戦に進入するようになった。

 情勢アナリストらは、ウクライナで繰り広げられている悲劇の原因が米国の覇権政策とそれに寄生し、同国をロシアとの対決へ追い込んだ西側為政者らの無謀な対米追随政策にあると主張している。

 崇米・事大、外部勢力依存政策に根本原因

 しかし、それよりも重要な原因がある。

 現ウクライナ政権の崇米・事大、外部勢力依存政策に根本原因があるというのがこんにち、より明白になった。

 米国によって新ナチズムに手なずけられたゼレンスキーかいらい一味は、紛争が起きるやいなや、米国とNATO加盟国を訪れ続けて兵器と資金を支援してくれることを哀願した。

 米国は、まるで好機にめぐり合ったかのように、NATOをはじめとする西側追随国をウクライナに対する全面的な支援に駆り出し、キエフ当局に軍事顧問を派遣し、莫大な戦争装備と資金を提供した。

 一方、全方位にわたる対ロシア制裁と圧迫、封鎖を前例なく強めながら、ロシア経済を破壊し、同国人民を完全に窒息させようとした。

 統計によると、米国と西側はこれまでの2年間、ロシアに史上最大規模の制裁を実施したが、2023年11月現在、制裁件数はおよそ1万7500件に及んだ。

 しかし、制裁は戦場の形勢を変えられず、ロシアの経済を窒息させるどころか、国産化による自給自足の機会を与えた。

 昨年、ロシアの国内総生産額成長率は3.6%で、世界的な平均指標に比べて高かったし、ウクライナは国家債務額が1453億2000万ドルに至って史上最高を記録した。

 重なる敗戦で絶望に陥ったゼレンスキー一味は、米国と西側諸国を訪れ続けながら、資金やミサイル、戦車や砲弾をくれと哀願している。

 数多くのウクライナ人が親米かいらい政権のヒステリックな反ロシア狂症のいけにえに、米国と西側の弾除けに駆り出されて無駄な血を流している。

 ロシアのセルゲイ・V・ラブロフ外相は、米国と西側がロシアに「戦略的惨敗」を与えるためにウクライナを意のままに翻弄した結果、旧ソ連から豊かな工業潜在力を受け継いだウクライナは欧州の最も貧困な国家、廃虚と化し、キエフ当局はみんなが認める「国際乞食」になってしまったと言明した。

 ドイツ紙「ウェルト」は、ロシアが確かにこの紛争で軍事的勝利だけでなく、政治的勝利も収めるであろう、時間は膨大な資源と人的潜在力を有しているロシアに有利に流れていると主張した。

 ロシア政府は、キエフ当局の迫害と殺りくの対象になってきたドンバス地域の同胞を保護し、ウクライナの非軍事化と非ナチス化を実現するための特殊軍事作戦を中途でやめない立場を断固と宣明した。

 こんにちのウクライナ事態は、米国と西側に対する幻想がどんなに愚かで自滅的なものであるのかを明白に実証している。

 キエフかいらい政権は、時代錯誤の崇米・事大と外部勢力依存によって国を滅ぼし、民族を滅びるようにする残酷な悲劇を招いた。

 ウクライナ事態を巡って今一度、かみ締める真理がある。

 米国と西側に対する幻想はすなわち、自滅であり、壊滅である。(了)