金正恩朝鮮労働党総書記が1月2日、農業機械展示会場を見て回った。国の農業機械工業発展方向を明白に確定する上で重要な契機となる農業機械展示会「農業機械工業発展―2023」が平壌の3大革命展示館で行われている。
「労働新聞」が3日伝えた。
報道によれば、会場には、各種のトラクター、田植え機、農業用無人ヘリ、小麦・大麦播種機、移動式トウモロコシ・コンバインをはじめ農業委員会と連関部門との協同の下で設計、製作された数百余種に及ぶ農業機械が展示されている。
金正恩総書記は、展示された農業機械を見ながら性能と技術的特性を具体的に調べた。
金正恩総書記は、当該の農業機械生産単位と関連単位で自らの技術力でわが農村の実情に合う効率的で、性能の高い農業機械を製作するために多くの努力を傾けたことを評価した。
金正恩総書記は、新時代の農村革命綱領が明らかにした農産作業の機械化目標の実現において数字より質が優先であり、基本であるという観点を持ってわれわれの現存農業機械製作技術力に対する正確な評価を下し、それに基づいて展望的な発展計画を科学的に作成するのが何よりも重要であると述べた。
金正恩総書記は、現時期、農業機械工業分野で飛躍的改変をもたらすのは革命の緊迫した要求であり、また新時代の農村革命綱領遂行のための重要な保証になると述べ、農業機械発展戦略を正確に樹立し、農業機械生産部門の近代化と能力造成を促す上で提起される原則的問題とそのための綱領的課題を明らかにした。(了)