金正恩朝鮮労働党総書記が１１月２３日、偵察衛星打ち上げの成功で偉大な自主強国の尊厳を万邦に誇示するのに貢献した国家航空宇宙技術総局の科学者、技術者、活動家と共に記念写真を撮った。
また同日、初の偵察衛星の打ち上げを導いた非常説衛星打ち上げ準備委員会のメンバーに会って意義深い記念写真を撮った。
「労働新聞」など朝鮮のマスコミが24日伝えた。
報道によれば、金正恩総書記は、熱狂の歓呼に答礼し、第８回党大会が示した共和国武力強化の先決課題の遂行で立派な成果を収めた宇宙科学研究部門の科学者、技術者を温かく祝い、激励した。
金正恩総書記は、偵察衛星の保有はわが国家の安全環境と発展利益、人民の安泰と幸福をしっかり守り、敵対勢力のさまざまな危険極まりない侵略的行動を主動的に抑止し、統制、管理していくべきわが武力にとって、少しも譲歩できず、瞬間もやめられない正当防衛権の堂々たる行使になると述べた。
金正恩総書記は、わが革命の歴史に英雄的な開拓と飛躍的な発展の象徴語として、代名詞として輝く「チョンリマ」の名称を刻んだわれわれの新型キャリア・ロケットが朝鮮民主主義人民共和国に到来した宇宙強国の新時代を予告して飛び立ったと述べ、敵対勢力の軍事的企図と蠢動（しゅんどう）を常時掌握する偵察衛星を宇宙の監視兵として、威力ある照準鏡として配備した驚異的な出来事はわが党と共和国政府の自主的決断と党の構想を絶対的に支持し、従う宇宙科学戦士の熱烈な愛国精神と頑強な実践力がもたらした高価な勝利であると評価した。
金正恩総書記は、偵察衛星打ち上げの成功によってわが共和国の戦争抑止力を画期的に向上させ、党大会の決定を最も正確に、立派に貫徹した国家航空宇宙技術総局の科学者、技術者が一層奮発して、党が示した航空宇宙偵察能力開発の当面目標と展望目標に向けて勢い強く邁進（まいしん）していくとの確信を表明し、意義深い記念写真を撮った。
また金正恩総書記は、非常説衛星打ち上げ準備委員会のメンバーと記念写真を撮った際、わが党が示した航空宇宙技術発展展望計画を立派な現実に転換させる上で提起される段階別目標とその実行方途について言及、貫禄ある主要大学と研究機関の指導幹部と科学者で組織された非常説衛星打ち上げ準備委員会の全てのメンバーがわが党の宇宙産業建設方針を徹底的に擁護してわが国家の航空宇宙技術力を急進展させる責任ある活動で今後も、新たな成果を多連発的に収めるとの期待と確信を表明した。
偵察衛星打ち上げの成功を祝って宴会
偵察衛星「マンリギョン―１」号打ち上げの成功を祝って１１月２３日夕、木蘭館では朝鮮民主主義人民共和国政府の名で催した宴会が行われた。
宴会には、国家航空宇宙技術総局の活動家と科学者、技術者が主賓として出席した。
金正恩総書記が、金徳訓内閣総理と崔善姫外相、朝鮮労働党中央委員会の金正植副部長、張昌河・朝鮮民主主義人民共和国ミサイル総局長とともに参加した。
宴会では、金徳訓総理の祝賀演説があった。
総理は、成功裏に打ち上げた偵察衛星「マンリギョン―１」号によって共和国武力の軍事活動の道程には全く新しい局面が開かれ、全地球圏打撃能力を保有したわが軍の威力が名実共に世界最強のレベルに成長し、強化されたことに言及した。
続けて、国益死守と国権守護のための創造戦に運命をかけて全てのものを惜しみなくささげてきた宇宙征服者と労働者たちの献身と共に歴々と浮かんでくる革命の獲得物であり、億万金にも比べられない祖国の戦略的財宝であるわれわれの初の偵察衛星に共和国の全ての人民と将兵は熱烈な拍手喝采と「万歳！」の歓呼の声を上げていると述べた。
総理は、わが党の遠大な強兵建設偉業を体して偵察衛星を自らの力と技術で打ち上げて共和国の尊厳と国威を世界にとどろかせた国家航空宇宙技術総局の活動家と科学者、技術者の愛国功績は歴史に末永く輝くであろうと強調した。（了）
