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満足な合意と見解の一致を遂げた 金正恩国務委員長がプーチン大統領と会談

 朝鮮労働党総書記である金正恩朝鮮民主主義人民共和国国務委員長が9月13日、ロシア連邦のウラジーミル・V・プーチン大統領と会談した。

 「労働新聞」が14日報じた。

 報道によれば、会談には、朝鮮側から朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相、朝鮮人民軍の朴正天元帥、朝鮮民主主義人民共和国の強純男国防相朝鮮労働党中央委員会の呉秀容、朴泰成の両書記、任天一外務次官が参加した。

 ロシア側からは、ロシア連邦セルゲイ・ラブロフ外相、デニス・マントゥロフ政府副首相兼産業貿易相、セルゲイ・ショイグ国防相、アレクセイ・オベルチュク政府副首相、ユーリー・トルトネフ政府副首相兼極東連邦管区大統領全権代表、マラト・フスヌリン政府副首相、ドミトリー・ペスコフ大統領府副長官兼報道官、アレクサンドル・コズロフ天然資源環境相兼朝露政府間貿易経済および科学技術協力委員会のロシア側委員長、ビタリー・サベリエフ運輸省をはじめとする指導幹部と関係者、アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使が参加した。

 プーチン大統領は席上、朝鮮民主主義人民共和国創建75周年と露朝外交関係設定75周年に当たる意義深い年に、敬愛する金正恩国務委員長がロシアを再び訪問したことを熱烈に歓迎すると述べ、ボストーチヌイ宇宙発射場で金正恩国務委員長と対面することになった喜びを披歴した。

 金正恩国務委員長は、プーチン大統領が重要な時期に朝鮮民主主義人民共和国代表団を招請し、訪問の始めから温かく歓待していることに改めて謝意を示し、プーチン大統領が深い関心を払っているボストーチヌイ宇宙発射場で宇宙強国ロシアの現実と未来についてより具体的に深く知ることになったのをうれしく思うと述べた。

 金正恩国務委員長は、朝露関係を最も重大視し、根深い友好の伝統を変わることなく発展させようとするのはわが共和国政府の一貫した立場であると述べ、今回の訪問が両国間の協力関係を新たな高さに引き上げる意義深い契機になるとの確信を表明した。

 最高首脳たちは、両国間の高位級往来をはじめ各分野での多面的な交流・協力を深化させて友好・団結と協力関係を一層強固にし、相互信頼を増進させることについて論議した。

 会談では、互いに関心を寄せる重要問題に対する幅広くて深みのある意見交換が行われ、共同の努力で両国人民の福利を図り、総合的かつ建設的な双務関係を引き続き拡大していくことで合意した。

 全員会談に続いて、金正恩国務委員長とプーチン大統領との単独会談が行われた。

 金正恩国務委員長は、朝露両国の関係が友好と善隣、相互尊重の原則に基づいて両国人民の志向と念願に即して良好に発展していることについて高く評価した。

 朝露首脳たちは、強大な国家建設の戦略的目標を実現するための政治、経済、軍事、文化の各方面で収められている注目に値する成果と建設的な協力の経験、国家繁栄と両国人民の福利のための今後の発展方向に対する深みのある意見を交わした。

 また、人類の自主性と進歩、平和な生を侵奪しようとする帝国主義者の軍事的威嚇と挑発、強権と専横を粉砕するための共同戦線で両国間の戦略・戦術的協同を一層緊密にし、強力に支持、連帯しながら力を合わせて国家の主権と発展利益、地域と世界の平和と安全、国際的正義を守っていく上で提起される重大な問題と当面の協力事項を虚心坦懐に討議し、満足な合意と見解一致を遂げた。

 一方、金正恩国務委員長を歓迎してプーチン大統領が同日宴会催した。

 宴会が終わった後、金正恩国務委員長はプーチン大統領が便利な時期に朝鮮民主主義人民共和国を訪問することを丁重に招請した。

 プーチン大統領は、招請を喜んで受諾し、露朝友好の歴史と伝統を変わることなく継いでいく意志を再び表明した。(了)