日本が最近、「２０２３年外交青書」を公表し、朝鮮の自衛的国防力強化措置にとんでもない言い掛かりをつけ、「拉致問題の解決」をうんぬんしたことに関連して、朝鮮民主主義人民共和国外務省日本研究所の政策室長は１４日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えコメントした。
政策室長は、「米国と南朝鮮かいらいの無分別な軍事的威嚇策動に積極的に追従して危険極まりない『軍事大国化』野望を実現してみようとする日本がわれわれの自衛的な戦争抑止力について出まかせにしゃべるのは、われわれの主権に対する挑戦であり、内政干渉である」
と指摘、「２０世紀に朝鮮人民に形容しがたい不幸と苦痛を強いたにもかかわらず、誠実に自分の罪科を清算していない日本は、こんにち、米国に積極的に追従して反共和国敵対行為にあくまで執着するのが果たして、日本の国益に有益なのかを熟考する方がよかろう」と強調した。
以下は政策室長のコメント全文。
去る１１日、日本は「２０２３年外交青書」というものを発表して、わが国に対する露骨な敵対的立場と詐欺と欺瞞だらけの腹黒い下心をまたもやさらけ出した。
日本外務省が外交青書でわれわれの自衛的国防力強化措置を「国際社会に対する挑戦」「平和と安全に対する威嚇」と言い掛かりをつけて国連安保理の「決議の履行」をうんぬんし、すでに解決済みの拉致問題をまたもや持ち出したのは、わが共和国に対する日本のひねくれた視覚と体質的な拒否感、敵対意識が少しも変わっていないことをそのまま示している。
米国と南朝鮮かいらいの無分別な軍事的威嚇策動に積極的に追従して危険極まりない「軍事大国化」野望を実現してみようとする日本がわれわれの自衛的な戦争抑止力について出まかせにしゃべるのは、われわれの主権に対する挑戦であり、内政干渉である。
日本の外交青書がこのように不純な政治目的を追求している謀略文書であるため、周辺諸国と国際社会の糾弾と排撃を受けているのは、あまりにも当然である。
日本は、せん越にもわれわれの核・ミサイルの廃棄をうんぬんし、すでに解決ずみの拉致問題に引き続き食い下がってわが国家に対する敵対感を露骨にさらけ出すことで、われわれとの対決姿勢をより明確にした。
２０世紀に朝鮮人民に形容しがたい不幸と苦痛を強いたにもかかわらず、誠実に自分の罪科を清算していない日本は、こんにち、米国に積極的に追従して反共和国敵対行為にあくまで執着するのが果たして、日本の国益に有益なのかを熟考する方がよかろう。（了）
