朝鮮外務省の金先敬国際機構担当次官は、朝鮮の正当な自衛権の行使を問題視した(17日)グレテス国連事務総長を厳しく非難する談話を、19日発表した。
金先敬国際機構担当次官は談話で、グレテス国連事務総長はスポークスマンを通じてわが国の自衛権をまたもや不当に侵害する無責任な言行を行ったと非難、次のように指摘した。
私は朝鮮半島と地域の緊張緩和に助けにならないばかりか、反対に火に油を注ぐような
グレテス国連事務総長の行動を強く糾弾し、全面的に排撃する。
今回私は朝鮮半島問題に対する国連事務総長の執拗な偏見に満ちた処事が、単純に理解不足、認識不足に起因するものではなく、米国に無条件追従する先天的な屈従心理の表れであるという確信を再度持つに至った。
グレテス国連事務総長は国連の首長にふさわしく処身できいまでも、米国務省の端くれのように動くべきではない。
私は国連事務総長が朝鮮半島問題に今のように口出しするのではなく、口をつぐみ何も言わないで静かにいるのが、緊張緩和のためにも、また自分自身のためにも、ましではないかと思う。
もしわれわれの度重なる忠告にも関わらず、国連事務総長が引き続き米国の対朝鮮政策に乗じる場合、自分の政治的名声に致命的な汚点を残すことになる。
この機会に私は朝鮮民主主義人民共和国の合法的な自衛的対応措置を国連安全保障理事会の論議のテーブルに乗せようとする。米国とその追従勢力の不純な試みが感知されていることに強く警鐘を鳴らす。(了)