2023年度平壌市1万世帯分の住宅建設事業である和盛地区の第2段階の建設着工式が、2月15日に行われた。
「労働新聞」はじめ朝鮮のマスコミが16日伝えた。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である金徳訓、趙甬元の両氏と党中央委員会書記である李日煥、チョン・ヒョンチョルの両氏、平壌市党委員会の金秀吉責任書記、パク・フン内閣副総理、省、中央機関、平壌市内の活動家と建設者が着工式に参加した。
強純男、金正官の両氏をはじめとする武力機関の活動家が参加した。
金徳訓内閣総理が、着工式演説を行った。
総理は平壌市5万世帯分の住宅建設は人民が文化的な生活を思う存分享受する社会主義楽園を一日も早く建設するために第8回党大会が決定した重大事項であり、わが党が構想し、推し進めている基本課題の中で第1の目標であると述べ、今年に遂行すべき平壌市1万世帯分の住宅建設の重要性と意義について強調した。
また総理は、近代的都市区画の様相を備えた和盛地区の第1段階区域に続いて第2段階工事が完工すればこの一帯がわが党の人民大衆第一主義をしっかり具現し、造形芸術性と現代文明が調和した美しくて壮大な通りと区域に転変するであろうし、これはそのままわれわれの力で、われわれの方式で創造し、変革していくわが国家の発展潜在力と洋々たる前途に対する一大誇示になると述べた。
金徳訓内閣総理は、和盛地区に打ち建てられる建造物は最も困難な時期に最も遠大な理想を掲げたわれわれの闘いの聖なる実見者として後世に光を放つであろうと述べ、偉大な党中央に栄光の報告を上げるその日のために、偉大なわが国家の富強・発展と人民の福利をもたらすための誇らしい闘いの勝利に向かっていっそう力強く闘っていこうと熱烈に呼びかけた。
金正恩総書記が、和盛地区の第2段階1万世帯分の住宅建設の着工を告げる発破のボタンを自ら押した。
平壌市5万世帯分の住宅建設の3番目の年である今年に和盛地区に連続的に展開される建設大戦は、偉大な党中央の指導に従って立ちはだかる試練と挑戦を果敢に排してわれわれの方式、われわれの力、われわれの手で社会主義の新しい文明、新しい生活を絶え間なく創造していく朝鮮人民の不敗の気概を誇らしい変革的実体ではっきり実証するようになるであろう。
江東温室農場建設着工式 金正恩総書記が着工のくわ入れ
一方平壌市民のための近代的な温室農場である、江東温室農場建設着工式が同日行われた。
金正恩総書記が着工式に参加した。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の趙甬元組織書記と朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の李永吉書記、平壌市党委員会の金秀吉責任書記、江東郡内の活動家と勤労者が着工式に参加した。
強純男、金正官、金光革の各氏をはじめとする武力機関の主要指揮官と軍人建設者が参加した。
趙甬元組織書記が、着工式の演説を行った。
組織書記は、人民に四季にわたって新鮮な野菜を十分に供給する問題は党がいつも深い関心を払い、近い数年内に必ず解決しようとする最優先的な重大事であると強調した。
また、金正恩総書記が、今後建設する温室農場は昨年10月に完工した連浦温室農場より知能化、集約化水準がもっと高い、1世代もっと発展した温室農場にならなければならないと述べながら、平壌市に新しく打ち建てる温室農場の建設に関連する貴重な教えを与えたことについて言及した。
続けて、江東温室農場を味がよくて栄養価の高い葉菜、果菜、機能性野菜を大々的に栽培する実利の大きい農場に、近代的で文化的な労働環境と生活環境をより立派に備えた理想的な農場に素晴らしく整えて人民の食生活改善と新時代の農村振興を促す巨大な原動力になるようにしようというのが党中央の意図であると述べた。
着工式では、決意討論があった。
金正恩総書記が、江東温室農場建設の着工を記念して自らくわ入れを行った。
金正恩総書記は、建設に参加した部隊の主要指揮官たちの手をいちいち取りながら、部隊、区分隊をよく導くべきだ、全ての将兵が人民の福祉増進のための道ではただ前進と創造だけがあるべきだというわが党の意志を最も忠実に、確実に支えていくべきだと強調しながら、部隊の名誉をかけて与えられた課題を決死の覚悟で貫徹して党の信頼に必ず報いるべきだと戦闘的に鼓舞した。(了)