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日本は平和を脅かす戦争勢力 朝鮮中央通信社論評

 朝鮮中央通信社は1日、日本が本格的に長距離ミサイリルを開発、装備しようとしていることを避難する論評を発表した。

 「破滅の運命を免れない」と題した論評は、「こんにち、日本が強行している「敵基地攻撃能力」保有策動の一番目の打撃対象は他ならぬわが共和国と中国である」と指摘、「日本の長距離ミサイル装備策動は、先制攻撃能力を保有して海外膨張野望を必ず実現しようとする危険な行為以外の何物でもない」と非難した。

 以下は論評の全文。

日本が、1000基が超える長距離ミサイルを装備しようと画策している。

 国産12式地対艦誘導弾の射程を数百キロから1000余キロに伸ばし、ミサイル開発企業の生産ラインの増設を支援する体制の樹立と資金保障を通じて、ミサイルの改良を最大限早めようとしている。

 長距離ミサイルの配備を南西諸島から九州までの地域を中心に行い、それを本来の計画より2年繰り上げて2024年まで完了しようとしている。

 日本防衛省も、来年度予算のための概算要求書に長距離ミサイルの早期装備化に関連する内容を含めた。

これは、日本の武力増強が長距離打撃能力を早い期日内に備えるのに志向されていることを示すものとして、危険極まりない発想だと言わざるを得ない。

 日本は、憲法によって「専守防衛」の原則に背く戦闘力を一切保有できなくなっている。

 しかし、日本は久しい前から攻撃と防御が可能な2重用途の軍事装備を開発、導入する狡猾(こうかつ)な方法で「自衛隊」の武力増強を実現してきた。

 特に、以前の安倍政権時代に「専守防衛」のベールまで脱ぎ捨てて、誰それの「脅威」に対処するという美名の下、最新型ステルス戦闘機など攻撃用武装装備を多く引き込み、宇宙とサイバー空間にまで魔手を伸ばすことで、「自衛隊」を「必要最小限度」でない「必要以上」のものを備えた軍事的実体につくった。

 これに味をしめた日本の反動層が現在、大胆にも相手の射程圏外から攻撃できる武装力まで備えようともくろんでいるのである。

 「反撃能力」の保有というずる賢い口実を設けて憲法に抵触する「敵基地攻撃能力」の保有を必ず実現させ、国際社会を愚弄、欺瞞(ぎまん)する新たな口実の下、「自衛隊」の侵略戦争遂行能力を最絶頂に一日も早く引き上げるのが日本反動層の胸算用である。

 実際に、日本は現在の長距離ミサイル保有策動のほかに、「島防衛」のための高速滑空弾および極超音速誘導弾の研究、開発と、弾道ミサイルだけでなく極超音速滑空兵器にも対応できる新型イージス艦の建造、戦闘用ドローンの研究と早期取得、「自衛隊」の迅速展開能力向上のための船舶、輸送機の購入など、多くの武力増強措置を計画し、実行中にある。

 諸般の事実は、日本反動層こそ無分別な武力増強で地域と世界の平和と安定を重大に脅かす危険な戦争勢力であることを実証している。

 こんにち、日本が強行している「敵基地攻撃能力」保有策動の一番目の打撃対象は他ならぬわが共和国と中国である。

 日本が、1000基以上に及ぶ多量の長距離ミサイルを朝鮮半島と中国に近い九州から南西諸島に至る地域に配備しようとしており、反動政客らが対朝鮮侵略企図、反中国野望を少しも隠していないことに如実に現れている。

 日本の長距離ミサイル装備策動は、先制攻撃能力を保有して海外膨張野望を必ず実現しようとする危険な行為以外の何物でもない。

 もし、日本が歴史の教訓を忘却し、またもや「東亜の盟主」になるための再侵略に乗り出すなら、アジア人民をはじめ国際社会の無慈悲な反撃にぶつかって破滅の運命を免れなくなるであろう。(了)