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より良き明日に向かうラテンアメリカ 朝鮮外務省

 朝鮮外務省は23日、「より良き明日に向かうラテンアメリカ」と題する文をHPに載せた。
 文を通じて「わが国はラテンアメリカ地域の国々と地理的に遠く離れているが、自主と平和、国際的正義に対する共通の念願を基盤とした親善の絆を結んでおり、今後もこの国々との関係発展のために積極的に努力していくだろう」との立場を示した。
 以下は「より良き明日に向かうラテンアメリカ」の全文。
 最近、ラテンアメリカ地域の諸国が国の尊厳と自主権を守り、社会経済的変革を成し遂げるための事業を活発に展開している。
 南アメリカ大陸の中心に位置する多民族国家であるボリビアでは、執権党である「社会主義運動」の主導的役割により、国の自主的発展と社会経済的変革のための民主主義文化革命計画が段階的に、積極的に推進されている。
 2020年に執権した現ボリビア政府は、国営企業が国の経済と社会発展で占める役割を重視しながら、国営企業への投資を強化していく政策を実施するなど、国内生産力を発展させるため優先的に力を入れている。
 先ごろ、ボリビア大統領は、自分の国が他の国々とは異なり、自主的な政策を固守した結果、通貨膨張や食糧不足現象がなく、安定的に発展していると誇り高く言及した。
 また、チリ、アルゼンチン、ボリビア、メキシコが自国に豊富に埋蔵されている世界的な戦略資源であるリチウム開発で相互協力を図るために「リチウム連合体」の結成を推進している事実は、自主的発展を目指すラテンアメリカ地域左翼政府間の経済協力が日々深化発展していることをよく示している。
 一方、ラテンアメリカ地域ではアメリカの独断と専横に反対する機運が日増しに高まっている。
 地域の多くの国々では、国の自主権を守り、社会経済的変革を成し遂げるための左翼政府の努力を目の敵目にしながら、内政干渉と制裁を繰り返している米国の行動に反発しており、米国が「民主主義」について多く語るが、実際には民主主義を志向する国々の尊厳と自主権を無残に踏みつけていると強く糾弾している。
 特に去る6月、中央アメリカのある国の大統領が米国の内政干渉に対する反感の表示で米国務長官が要請してきた電話通話をこれ見よがしに拒絶した事実を通じて、地域で米国の権威が失墜していることを充分に推察できる。
 地域で反米気運が日増しに高まっていることに関連して、現地メディアはラテンアメリカ地域で米国の覇権的地位が弱まっている、地域への影響力を高めてみようとするバイデン政権の目的実現に赤信号が灯していると評している。
 諸事実は、アメリカの「静かな裏庭」と呼ばれてきたラテンアメリカ地域の国々が、人民の自主的指向と要求に合致するより良き明日に向かって力強く前進していることを示している。
 わが国はラテンアメリカ地域の国々と地理的に遠く離れているが、自主と平和、国際的正義に対する共通の念願を基盤とした親善の絆を結んでおり、今後もこの国々との関係発展のために積極的に努力していくだろう。

 われわれは、先日と同様に、今後も自主、平和、親善の理念のもとにラテンアメリカ諸国との親善協力関係を発展させるために積極的に努力するだろう。(了)