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防疫の好転推移を持続、機動的に調整 金正恩党総書記が政治局常務委員会会議を指導

 朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会会議が5月17日、党中央委員会本部庁舎で行われた。
 「労働新聞」(18日付)が報じた。
 金正恩党総書記が、会議を指導した。
 会議では、現在の防疫危機形勢を分析し、当面の防疫政策の実施と最大非常防疫状況における党および国家政策の実行方向に対する研究と討議を行った。
 また、5月17日現在、上半期の党および国家政策実行状況に対する実態報告資料を調べ、党中央委員会第8期第5回総会に提起する文書と組織問題議案を討議した。
 政治局常務委員会は、党中央指導機関メンバーの活動で現れた長所と短所を全面的に分析し、当該の対策を研究した。
 政治局常務委員会は、各級党組織と幹部、国家機関の活動家が不屈の意志と自信、限りない献身性と責任感を刻み付けて役割を強め、党中央の唯一的指導を生命線としてとらえて党中央の方針貫徹ではっきりした改善を成し遂げることで、社会主義経済建設と国防建設、峻厳な防疫試練の克服で主導的役割を果たすようにする問題を討議した。
 政治局常務委員会は、5月17日現在の伝染病拡散状況に対する国家非常防疫司令部の報告書を調べ、現在実施している国家非常防疫政策の正当性と効率性、科学性を認め、こんにちのような好転推移が持続し、防疫形勢が変わることに応じて国家防疫政策を絶えず機動的に調整することで、全般的防疫戦線で引き続き勝勢をとらえていく問題を討議した。
 金正恩総書記は会議で、現在、党と国家の防疫政策の実行に関連する重要な結語を述べた。

 金正恩総書記は、建国以来、初めて直面した防疫試練の初期から発露した国家の危機対応能力の未熟性、国家指導幹部の非積極的な態度と弛緩、非活動性はわれわれの活動の盲点と隙間をありのまま露出させ、時間が生命である防疫大戦の初期の複雑さと厳しさだけをより増大させる結果を招いたと述べた。

 金正恩総書記は、防疫戦争の初期に各部門で現れた弊害と欠点を発展的見地から深く批判、分析して迅速に対策を立て、党中央の当該の方針と政策を各部門に浸透、武装させるための方法論をいっそう完備し、国家の統一的な指揮システムと服従システムを補強し、全ての単位、全ての活動家が情勢の重大さを認識し、克服していく上で認識不足と準備不足、恣意的解釈と恣意的行動に対する放置を許さず、それを徹底的に克服するための教育と統制を強め、闘争熱度を高揚させなければならないと指摘した。

 金正恩総書記は、国家非常防疫形勢の中でさしあたり悪性伝染病の拡散防止と治療戦闘に集中するとともに、展望的な脅威と挑戦に対応できる物質的・技術的準備を多面的に積極化し、最近発露した欠点と不十分な点、脆弱な点を正し、保健防疫制度とシステムを補強してわれわれが現在直面した防疫危機が国家防疫能力建設のよりいっそうの発展を加速させる機会になるようにすることについて述べた。
 金正恩総書記は、人民生活分野を安定させるための倍加の努力を傾けることについて指摘し、生活保障と生活物資の供給をより綿密に行って住民の治療の需要と条件を最大限保障するために各方面の努力を尽くすことについて強調した。(了)