朝鮮民主主義人民共和国のミサイル総局は3月20日、当該の軍需工業企業所で本格的な生産を始めた最新型対空ミサイル兵器システムの総合的戦闘性能を点検するための試射を行った。
金正恩朝鮮労働党総書記が党中央軍事委員会の主要メンバーと共に試射を参観した。
「労働新聞」(21日付)によれば、試射を通じて、最新型対空ミサイル兵器システムの戦闘的速応性が優れており、全般的な兵器システムの信頼性が非常に高いと認められた。
金正恩総書記は、誇るに足る戦闘的性能を備えたもう一つの重要防御兵器システムをわが軍に装備することになるとし、国家防衛力の強化に大いに寄与した対空兵器システムの研究集団と当該の軍需工業企業所に感謝を送った。
また同紙の報道によれば、金正恩総書記が3月20日、南浦造船所を現地で指導した。
金正恩総書記は、同造船所の各生産工程を見て回った。
造船所の労働者と技術者、幹部は、金正恩総書記の現地での教示を受け止めて党の新しい時代の船舶工業発展政策を貫徹する闘いに総奮起し、生産工程の改造・近代化と能力拡張を力強く推進している。
金正恩総書記は、造船所の改造および生産能力拡張の状況を詳しく確かめ、わが国家にとって船舶工業の近代化を加速的に発展させ、全般的な造船能力を画期的に向上させるのは、国家の経済発展と主体的海軍武力の強化のための先決かつ重要な問題である、われわれは船舶工業部門が一日も早く変化する新しい時代を開かなければならず、必ず変化するよう保証しなければならない、と述べた。
そのためには、船舶工業部門の機構体系を効率的に完備し、政策的および技術的指導を強化するとともに、船舶工業全般の近代化水準を飛躍的に引き上げる活動を何よりも最優先視しなければならず、全国家的かつ全面的な支援を持続的に行わなければならないと改めて強調した。
金正恩総書記は、各造船所の技術改造・近代化において達成すべき主要目標を示した。
金正恩総書記は、国の信頼できる大規模造船拠点であり、自力更生の立派な歴史と伝統を誇るここの造船所が船舶工業発展の新しい時代を開くこんにちの闘いでも当然中核となり、牽引機になるべきだと再三強調し、造船所の物質的・技術的土台を強化するための膨大な計画の実行における重要な問題に関する当該の結論を下した。(了)