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咸鏡北道の経済発展に新しい跳躍台 漁郎川第3号発電所が竣工

 朝鮮で、漁郎川第3号発電所(咸鏡北道)が、竣工した。

 「労働新聞」、朝鮮中央通信など朝鮮のマスコミが4日伝えた。

 第3号発電所の建設が完工して、同地区に階段式発電所を建設して大規模の動力拠点を築くべきだという金日成主席と金正日総書記の遺訓が立派に貫徹され、工業施設が密集する咸鏡北道の経済発展と人民の生活向上のための新しい跳躍台がもたらされるようになった。

 険しい漁郎川渓谷に沿ってダム式に第3号、第4号の発電所を建設し、その下に八郷ダムを積んで水路式に第1号、第2号、第5号の発電所を階段式に打ち建てなければならない建設は、コンクリート総打ち込み量だけでも数百万立方メートルであり、幾重にも重なる山並みに地心深く伸びた基本水路トンネルの総延長距離がおよそ40キロに及ぶ膨大な工事。

 金正恩総書記が2018年7に現地指導、様々な事情で中断状態におかれていたダム建設が本格化した。

 米国による厳しい制裁が科される中でわずか4年の間に膨大な工事を成し遂げ、経済制裁をはねのけ自力更生の力で経済建設を進める朝鮮の底力を示した。

 報道によれば、漁郎川第3号発電所の竣工式が4日、現地で行われた。

 朝鮮労働党中央委員会のチョン・ヒョンチョル書記(党政治局委員)とリ・ソンハク内閣副総理、キム・ユイル電力工業相、咸鏡北道党委員会のキム・チョルサム責任書記、道人民委員会のパク・マンホ委員長、関係部門、道内の活動家、建設者、発電所の従業員がこれに参加した。

 竣工式では、漁郎川発電所の建設で勤労の偉勲を立てた咸鏡北道と関連部門の建設者、勤労者と活動家に送る朝鮮労働党中央委員会の感謝文をチョン・ヒョンチョル書記が伝達した。

 感謝文は、党の構想と決心を生の要求、至上の命令として刻み付けた発電所建設者が決死貫徹の精神と集団的英雄主義であらゆる困難と難関を切り抜け、頑強な攻撃戦を繰り広げて、4年間に膨大な工事を完工する、誇るに足る偉勲を立てたと強調した。

 朝鮮労働党中央委員会は感謝文で、漁郎川発電所の建設者と関連部門の勤労者、活動家の功績を高く評価した。

 竣工式では、リ・ソンハク内閣副総理の竣工の辞に続いて、討論が行われた。(了)