
朝鮮外務省の朴明浩副相は10月31日、韓国が中韓首脳会談で朝鮮半島の非核化問題を議題として取り上げようと試みていることを非難する談話を発表した。
韓国側の狙いは、中国を朝鮮の武装解除を狙う米韓の試みに巻き込むことにあるとみられる。米国と韓国は朝鮮の核抑止力開発が、中露が一時期米国に追従して対朝鮮制裁に賛成した中で行われたことを忘れている。
中国を巻き込むことはすでに不可能になっているが、たとえ巻き込んだとしても朝鮮に非核化を許容することは不可能だ。韓国の執拗な反朝鮮敵対策動は、溺れる者は藁をもつかむ足掻きに過ぎない。
以下は談話の全文
10月31日、韓国大統領室のスポークスマンは中韓首脳会談で朝鮮半島非核化と平和実現という問題について論議することに議題協議を見たと発表した。
韓国は、機会さえあれば朝鮮半島非核化問題を取り上げようと試みている。
朝鮮民主主義人民共和国の核保有国の地位をあえて否定し、いまなお非核化を実現させて見ようとする妄想を口にすること自体が、自分の非常識を赤裸々にさらけ出すざまになるということを韓国はいまだに知らずにいる。
数百数千数万回非核化を言い立てても、断じて実現されない「馬鹿馬鹿しい夢」であることをわれわれは根気強く見せつけるであろう。(了)