金正恩朝鮮労働党総書記が６月１７日、ロシア連邦のウラジーミル・Ｖ・プーチン大統領の特別委任によってロシア連邦の安全保障会議代表団を率いて再び訪朝したセルゲイ・ショイグ書記と会見した。
「労働新聞」などの報道によれば、金正恩総書記は、朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の包括的戦略パートナーシップ条約の締結１周年になる意義深い時期に、平壌を訪れたセルゲイ・ショイグ書記をうれしく迎え、温かく談話した。
金正恩同志に送るロシア連邦大統領のウラジーミル・Ｖ・プーチン同志の口頭親書をショイグ書記が丁重に伝えた。
金正恩総書記は、これに深い謝意を表し、尊敬するウラジーミル・Ｖ・プーチン同志に送る同志的あいさつを託した。
席上、朝露間の包括的戦略パートナーシップ条約の締結が持つ重要な意味が再び評価され、最近の数週間、両国の国家元首たちが親書交換を通じて合意した重要問題を履行する上での当面の協力事項と展望計画が深く議論された。
また、クルスク地域解放作戦で朝鮮人民軍部隊の軍人たちが発揮した英雄的偉勲を末永く伝えるための一連の構想と計画が討議され、合意した。
金正恩総書記は、特殊軍事作戦とクルスク州の現況に対する正確な理解から発して、両国間の条約の範囲内で朝鮮民主主義人民共和国が協力する内容を確定し、関連計画を受諾したし、必要な協力方案を具体的に討議した。
談話では、複雑な国際および地域情勢をはじめ互いに関心を寄せる問題に対する両国指導部の見解と意見が幅広く交換され、完全な見解一致が遂げられた。
金正恩総書記は、帝国主義覇権策動に立ち向かって国家主権と領土保全、国際的正義を守ろうとするロシア連邦の政策を変わることなく無条件に支持し、今後も朝ロ国家間条約の条項を誠実に履行しようとする朝鮮民主主義人民共和国政府の確固不動の選択と意志を改めて固く表明した。
金正恩総書記は、朝ロ両国間の包括的戦略パートナーシップ条約の締結１周年に際して、尊敬するウラジーミル・Ｖ・プーチン同志と全てのロシア人民に送る朝鮮人民の崇高な敬意と兄弟のあいさつを伝え、強大なロシアの前途にいつもさらなる勝利と繁栄、幸福があることを願った。
談話は終始、友好的で信頼の念溢れる和気あいあいとした雰囲気の中で行われた。（了）
