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金正恩総書記が完工した平壌総合病院を視察

 金正恩朝鮮労働党総書記が2月27日、完工した平壌総合病院を視察した

 「労働新聞」が28日報じた。

 「労働新聞」は、わが国家の保健医療を最も優れた先進的な社会主義保健医療に発展させ、人民が現代医学の恩恵を思う存分享受しながら無病息災の生活を送るようにしようとする金正恩総書記の揺るぎない意志と精力的な指導によって、首都平壌にわが党の保健医療現代化の構想と主体的建築美学思想が完璧に具現された世界一流の医療サービス拠点が立派に建設された、と指摘、要旨次のように伝えた。

 朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理と党中央委員会の幹部たち、保健医療部門、関係部門の幹部たちが同行した。

 病院と施工および設計単位の責任幹部らが、金正恩総書記を現地で迎えた。

 金正恩総書記は、幹部たちに案内されて救急科と各治療専門科、総合手術室、学術討論会場、サービス施設、ヘリポートなど病院の各所を見て回りながら、全般的な施工状況を具体的に確かめた。

 金正恩総書記は、人民の健康増進を第一とし、人民の生命を最も大事にするわが党の保健医療政策とその実現のための建設方針に準じて病院の全ての要素に先進建築術の諸般の要求がしっかり具現され、施工も非の打ち所がないように本当によく出来ている、治療室と病室をはじめ各系統の専門施設が高い質的水準で整えられている、これは、党の意図通りに各関連単位が設計と施工、運営の3者合意を実質的に行ったことに起因すると述べた。

 金正恩総書記は、特に30の近代的な手術場が十分に備わっている総合手術室が、病院の最も重要な核心施設らしく最上の保健衛生性と治療の科学性、円滑性を保障できるように完備されたことを高く評価した。

 金正恩総書記は、建物の最上階にある食堂やサービス施設にも足を運び、わが人民が最も先進的な医療サービスとともに、このように文明かつ立派な便宜を受けながら病気を完治し、健康を増進させられるようになったのがまことにうれしい、平壌総合病院は人民のためなら全てを絶対服従させるわが国家の誇るに足るもう一つの財産であると述べた。

 金正恩総書記は、平壌総合病院が開院後、人民の病気の治療と快癒で本然の使命と役割を十分に発揮させるためには、運営の準備でいささかの手抜かりもあってはならないとし、病院の関門であり顔とも言える救急系統を実利性と合理性、効率性の側面で補強し、救急医療の迅速性と機動性を一層徹底的に保障できるようにすべきであると強調した。

 金正恩総書記は、平壌総合病院をモデルの医療拠点に打ち建てたことに基づいて国の全般的な保健医療を振興させるのは、人民大衆中心の朝鮮式社会主義の優越性と本態を擁護・固守し 発展させるための重要な革命事業であるとし、今後、新たに建設される中央級病院だけでなく、全国の市・郡に建てられる病院を近代的に建設するための綱領的課題を示した。

 

 金正恩総書記は、党が立派に築き上げた総合病院が人民の健康増進に実質的に寄与するかどうかは、全的に医療従事者の人民への確たる奉仕精神と専門家的能力にかかっているとし、保健医療部門は医療陣を画期的に強化し、医科学技術を世界の先進水準に引き上げるための事業を実質的に行い、全ての医師、看護婦が熱烈な人間愛を身に付けて治療に最大の真心を尽くすようにしっかり準備させなければならないと述べた。

 特に、わが党の新しい地方発展政策に従って市・郡病院の建設が本格化されることに応じて地方の医療従事者の視野を広め、医術を高めるための再教育と実習、経験討論会、科学技術発表会などを正しい方法論をもって行い、中央級病院が地方の病院に指導・支援人員を派遣するとともに、遠隔医療サービスシステムをはじめ病気の診断と治療、健康増進を図る医療サービスをより合理的に、効率的に行える体系と方法を導入し、条件も整えて、全ての人民が地域に関わりなく優れた社会主義保健医療制度の実質的な恩恵と保護を受けるようにすべきであると強調した。

 金正恩総書記は、保健医療は国の政治風土と文明の高さ、公民の生活の質を推し量る尺度であり、生命の力を培う土壌であり、国力評価の重要な指標であるとし、新時代の保健医療革命を起こして、われわれの保健医療を最も先進的かつ近代的で世界的な保健医療につくろうというのがわが党の確固たる決心であると改めて強調した。

 金正恩総書記は、わが党が保健医療革命の元年と定めた意義深い今年に開院する平壌総合病院をいささかの欠点もない最上級の医療サービス拠点に完成して人民に贈らなければならないとし、そのための具体的な課題を示した。

 平壌総合病院は、医療設備の組み立てと総合運営試験工程を経た後、党創立80周年を迎える今年の10月に開院を予定している。(了)