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朝鮮人民軍第4回大隊長・大隊政治指導員大会 金正恩総書記が演説

 朝鮮人民軍第4回大隊長・大隊政治指導員大会が、11月14、15の両日、平壌で行われた。

 「労働新聞」など朝鮮のマスコミが18日報じた。

 報道によれば、チュチェの建軍史に4回目に開かれた今回の大会は、敵対勢力のあらゆる威嚇と挑戦を断固制圧・粉砕し、祖国と人民の神聖な主権と尊厳、名誉をしっかり守り、国家興隆の全面的上昇・発展を推し進めるべき革命実践の要求に即して、人民軍の末端指揮機関であり、主要戦闘単位である大隊指揮官の役割を非常に強め、大隊強化において実際的かつ根本的な改善をもたらすことで、革命武力の最精鋭化、強兵化を力強く促す上で重要な意義を持つ。

大会では、朝鮮人民軍第3回大隊長・大隊政治指導員大会の精神を貫徹するための10年間の闘いで収められた成果と経験を全面的に分析・総括し、党が示した政治・思想強兵化、軍事技術強兵化を核心目標として完璧な戦争遂行能力と万般の臨戦態勢を堅持し、党と革命が付与した重大な歴史的任務を円滑に遂行できるように全軍の大隊を最強の戦闘集団に強化するための課題と実践方途が討議された。

 大会では、朝鮮労働党中央軍事委員会朝鮮人民軍第4回大隊長・大隊政治指導員大会の参加者に送る書簡「大隊の強化における確実な進展をもって強兵建設偉業を保証しよう」が伝達された。

 大会では、努光鉄国防相の報告が行われた。

報告についで討論が行われた。

大会についで、大隊の強化に寄与した大隊長、大隊政治指導員に対する党および国家表彰式が行われた。

 金正恩朝鮮労働党総書記が11月15日午後、大会場を訪れた。

金正恩総書記は、大会参加者の前で「現情勢と共和国武力の大隊長、大隊政治指導員の任務について」と題する綱領的な演説を行った。

 金正恩総書記は、党と革命、祖国と社会主義という大きな世界に生き、兵士を率いて人知れぬ献身の道を歩んでいる大隊長、大隊政治指導員の純潔で熱烈な愛国忠誠を評価し、自分の大隊をいかなる命令の実行にも徹底し勇敢であり、完璧な精鋭の戦闘集団につくるための果敢な闘争によってわが党に大きな力を与え、頼りとなってくれた大隊長と大隊政治指導員に重ねて感謝の意を表した。

 金正恩総書記は、世界最大のホットスポットである朝鮮半島の緊張状態を史上最悪に激化させた米国とかいらい韓国をはじめとする敵対勢力の反共和国軍事的対決狂態の威嚇的性格について暴き、革命の要求、現情勢の要求からして戦争準備の完成に総力を集中することに関する戦闘的スローガンをわが武力の各級に示した。

 金正恩総書記は、われわれの正規武装力と全ての共和国武力が戦争に対処できるように政治的・軍事的強勢、戦力増大を加速させる上で大隊を立派に準備させることが持つ重要性と大隊の地位と役割、大隊長と大隊政治指導員の基本任務について明示した。

 金正恩総書記は、議論し決意する大隊ではなく、命令が下達されれば即時行動し戦える大隊、いかなる任務を与えても完璧に遂行できる万能の大隊に準備させることが、わが武力の全ての大隊が必ず到達すべき目標であり、この大会の精神あるとし、ともに党と革命が付与した崇高な使命と本分を深く自覚し、大隊の実戦能力の強化において実質的かつ根本的な改善をもたらすために、長い間打ち固めてきた強力な軍事的抑止力で国家と人民を守り、栄えある戦勝を早めるために邁進しようと熱烈に呼び掛けた。

 大会参加者のための講習が16、17の両日に行われた。(了)