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朝鮮で最新型ICBM「火星砲―19」型の試射を成功裏に断行 金正恩総書記が現地で指導

 朝鮮で最新型大陸間弾道ミサイル「火星砲―19」型の試射を10月31日に行い成功した。

 「労働新聞」が1日報じた。

 同紙は次のように報じた。

 責任ある核保有国として地域と世界の平和と安全をしっかり守り、国家の全面的興隆と人民の福祉増進を成し遂げているわれわれの偉業は、最も敵対的かつ脅威的な敵国の悪辣な挑戦と増大する戦争の危機を伴っている。

 朝鮮民主主義人民共和国の最も敵対的な敵が核同盟に進化し、最近、史上最大、歴代最高を記録している米帝と韓国かいらいのヒステリックな武力増強と挑発企図、共和国政権を標的にして時を構わず吐かれる威嚇的な妄言は、わが国家の主権と安全環境に重大な危害を加えており、わが軍と人民の我慢できない憤怒と報復意志を触発している。

 敵味方の力の均衡の破壊はすなわち戦争という歴史の教訓的な法則を深刻に想起させるこんにちの厳しい現実は、常に敵を抑止し、情勢を管理できる絶対的力の必須性とその絶え間ない向上の当為性を一層はっきり確認させており、いかなる軍事的脅威にも能動的に対処し、敵の挑発企図と戦争意志を事前に制圧・粉砕する抑止力としての戦略兵器のねばり強い更生・創造を求めている。

 米国と追随勢力の侵略的性格の冒険主義的な軍事的しゅん動から国家の安全と地域の平和をしっかり守るための戦略的選択と、その強力な実行の緊切さがさらに大きくなっている時期に、日を追って急速に飛躍する共和国の核戦闘武力の絶対的強勢を示す新しい実体が再び出現した。

 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、最新型大陸間弾道ミサイルICBM)「火星砲―19」型の試射を断行する命令をミサイル総局に下達し、10月31日の朝、共和国戦略武力の絶対的優勢を永久化する上で画期的な里程標を立てる重要な試験を現地で直接指導した。

 祖国と人民の偉大な尊厳と栄誉のために、一歩も譲歩してはならない平和守護の義務と生存の権利のために、戦争と覇権、不正義が容認されない正義の新しい世界のために絶え間なく増大させてきた朝鮮の力と精神をもって作り上げた超強力の絶対兵器が、世界が経験したことのない新しい力の胎動を起こして黎明があけ染める火線に進出した。

 「労働新聞」、「金正恩総書記が最新型戦略兵器の試射を承認すると、ミサイル総局長の張昌河大将は栄誉の第2赤旗中隊に発射命令を下した」と指摘、次のように続けた。

 瞬間、天地を震撼させる轟音と共に、地球上のあらゆる悪と不正義をいささかも許さないという朝鮮人民の活火山のような敵撃滅の意気と敵愾心を込めた絶対的力の実体が、激しい火炎を地面に噴き出し、威圧的な巨体を飛び立たせた。

 発射されたミサイルは、最大頂点高度7687.5キロまで上昇し、1001.2キロの距離を5156秒間飛行して、朝鮮東海の公海上の予定目標水域に着弾した。

 試射は、周辺国の安全にいかなる否定的影響も与えなかった。

 今回の最新型戦略兵器システムの試験は、戦略ミサイル能力の最新記録を更新し、世界最強の威力を持つ朝鮮民主主義人民共和国の戦略的抑止力の現代性と信頼性を遺憾なく誇示した。

 発射現場で金正恩総書記は、新型大陸間弾道ミサイルの試射で確実な成功を収めたことで、同種の核発射手段の開発と製作においてわれわれが確保した覇権的地位は絶対不可逆的なものであることを世界に示したとして大きな満足の意を表した。

 党大会が示した国家核戦力建設の展望計画に従って、共和国の戦略武力が「火星砲―18」型と共に運用する最終完結版の大陸間弾道ミサイル「火星砲―19」型兵器システムは、朝鮮民主主義人民共和国を防衛し、侵略行為を確固と抑止し、国家の安全をしっかり守る上で第一の中核主力手段としての使命と任務を遂行することになる。

 金正恩総書記は、今回の発射は、最近、意図的に地域情勢を激化させ、共和国の安全を脅かしてきた敵にわれわれの対応意志を示すのに全的に合致する適切な軍事行動であり、またわが国家の戦略攻撃武力を絶えず高度化する道程で必須の工程であると述べた。

 そして、われわれが最近目撃している敵の危険な核同盟強化策動とさまざまな冒険主義的軍事行動は、われわれの核戦力強化の重要性を一層浮き彫りにしている、われわれはいかなる脅威が国家の安全影響圏に接近するのを絶対に許してはならないと強調した。

 金正恩総書記は、わが国家の安全状況と増大する展望的な脅威と挑戦は、われわれをして現代的な戦略攻撃武力を引き続き強め、核対応態勢をより完璧に整えることを求めていると述べ、朝鮮民主主義人民共和国は核戦力強化路線をいかなる場合にも絶対に変えないであろうと再三確言した。

 金正恩総書記は、共和国の無比の戦略核攻撃能力を全世界に遺憾なく発揮することに特出した寄与をした国防科学者と軍需工業部門の労働者に、党と政府、全朝鮮人民を代表して最高の感謝を送った。

 金正恩総書記は、敵を手なずけ抑止する強力な力で守る平和こそが信頼に足る安全で強固な平和であり、それにわが国家と人民の安泰と未来への確実な保証があると再び強調し、そのための国家核戦力強化路線の貫徹において国防科学部門が恒久的に堅持すべき綱領的課題を明示した。

 金正恩総書記は、革命の要求を貫徹することに常に忠実であり、絶対的なわれわれの国防科学技術集団がより立派な国防発展成果を収めることで、聖なる責任と本分にいつも忠実であろうとの期待と確信を表明し、わが国家の絶対的威勢をもう一度示した歴史的な地点でこの偉大な出来事の主人公たちと共に意義深い記念写真を撮った。(了)