金正恩朝鮮労働党総書記が9月29日、平安北道水害地域の復旧建設事業を現地で指導した。
30日「労働新聞」が報じた。
報道によれば、金正恩総書記は、偉大なわが国家の隆盛・繁栄のために一層奮闘しようという愛国のアピールを血潮たぎる胸に受け止め、毎日新たな革新的成果を収めている全ての建設者の苦労を高く評価した。
金正恩総書記は、被災者の苦痛を一日も早くいやし、被災地の生産および生活秩序を正常水準に回復させる問題は現在、わが党と政府に提起される最急務的な課題であると再三強調し、全ての建設者が倍加された努力と真心を尽くして最短期間内に住宅建設を最上の水準で完工し、水害地域の人民が幸せのわが家に入居できるようにすべきであると述べた。
金正恩総書記は、被害復旧事業は単に天災による被害をいやす問題ではなく、わが党の遠大な地方発展綱領を実現する重大な工程であるだけに、建設物の質を徹底的に保障することにいつも第一の力を入れなければならないと重ねて強調した。
金正恩総書記は、変革の時代を代表する一つ一つの建築物にはわれわれの思想と政策、美学観が反映され、このため建設は政治の直観的表現になると述べ、全ての建設者が質保障はすなわち党政策の正確な貫徹であり、党に対する人民の信頼を守る重要な政治的問題であることを銘記し、設計上、工法上の要求を徹底的に順守するようにし、質の向上を軽視するいささかの傾向に対しても絶対に黙過せず適時に強い闘争を展開しなければならないと強調した。
金正恩総書記は、建設者たちの作業の様子を見ながら、祖国と人民に限りなく忠実な彼らの精神世界と献身に感謝を表した。
金正恩総書記は、軍人建設者と被害復旧戦場に志願した青年突撃隊員はわが党が天のごとく見なす偉大な人民のための栄えある闘いの先頭に立った前衛闘士であると言い、活動家が彼らの生活条件の保障に常に深い関心を払うよう強調し、そのために党的に重要な措置を取るであろうと述べた。
金正恩総書記は、輸送の手配を緻密(ちみつ)に行って工事に必要な資材と設備を適時に優先的に提供する問題、骨組工事を最大限に早め、仕上げ施工により多くの時間をかけて質的水準を向上させる問題、文化的かつ近代的な住宅地区の建設に合わせて周辺環境の整備と園林造成を観賞的・実用的側面を生かして手際よく行う問題をはじめ復旧建設に関連する綱領的指針を明示した。
金正恩総書記は、軍人建設者と青年突撃隊員が全面的国家発展を目指した壮大な偉業を担っていく新時代の創造者、開拓の主人公であるという自覚と確固たる自信を持ち、水害地域の人民に安定した文明的な生のよりどころを一日も早く提供するための栄えある戦場で輝かしい偉勲を立てていくものとの期待と確信を表明した。(了)