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金正恩総書記が呉振宇砲兵総合軍官学校を視察、海軍基地の建設現場、国防工業企業所を現地指導

 金正恩朝鮮労働党総書記が9月6日、わが国の砲兵武力の中核幹部育成機関である呉振宇砲兵総合軍官学校を視察した。

 また、金正恩総書記は近代的な海軍基地の建設を現地で確認し、その実現方向と方途を明示した。

 さらに、金正恩総書記は第2経済委員会傘下の国防工業企業所を訪れて武力装備の生産実態を確認した

「労働新聞」が8日付で報じた。

 金正恩総書記が呉振宇砲兵総合軍官学校を視察

 報道によれば、金正恩総書記は、責任幹部らに案内されて兵器研究室を見て回り、地上砲射撃研究室と砲兵戦術研究室で行われる練習講義を参観した後、教育情報総合制御室で教育近代化の状況を詳細に確認した。

 金正恩総書記は、砲兵が進撃路を開き、砲兵が敵に圧勝して戦勝の祝砲も撃つというのはわが党の砲兵哲学であり、砲兵重視思想の核心であるとし、そのため、わが党の強兵建設路線を貫徹する上でとりでであり、第一線である軍事教育部門において最も重要な方面は砲兵専門教育部門になると述べた。

 金正恩総書記は、主観的・客観的形勢がいくら困難であっても、全軍の徹底した臨戦態勢を整えるための訓練革命と全軍幹部化、全軍現代化のための軍事教育革命はどれ一つも見逃すことなく同時に強力に推し進めるべき強兵建設の2本柱であるとし、共和国武力の百年の計を保証する新しい軍事教育革命の第一線には当然、砲兵総合軍官学校が立つべきであると述べた。

 金正恩総書記は、現代軍事力の発展推移を洞察し、わが党が軍内の全ての兵種の中でも特別に戦略的・戦術的意義の大きい砲武力の強化に力を入れ、最強の軍事技術的強勢を打ち固めてきたとし、まさにその強大な先端武力装備が自己の実戦の性能を最大限に発揮するかどうかは全的に、砲兵指揮官の水準と役割にかかっていると強調した。

 金正恩総書記は、実戦を模擬して指揮官の戦闘の状況判断と指揮能力を判定する講義を学習組別論争の方法で深化させていることを評価し、教育手段の現代化、教育の情報化、科学化を絶えず推し進めるよう強調した。

 金正恩総書記は、学校の全ての教員、研究士が主体的砲兵武力の将来に責任を持つという聖なる使命感を抱き、一意専心で砲兵戦法革命、砲兵軍事理論革命を起こして教育の質的水準を高め、校内に革命的な学風と軍紀を確立して、学生たちが在学期間により深くて豊かな軍事知識を習得できるようにすべきであると述べた。

 金正恩総書記は、学校の学術体系と学制を現代軍事教育の発展方向に即して実利的に、効率的に更新・調整し、学生たちに実戦で必ず活用できる生きた戦法を体得させるよう強調した。

 金正恩総書記は、この校庭の校門を出た全ての砲兵指揮官は、チュチェの砲兵戦法とさまざまな打撃能力をもつ先端武力装備に完全に精通し、現代戦のいかなる状況にも迅速かつ円滑に対応して敵を圧倒的に制圧・掃滅できる万般の戦闘指揮能力を備えた名実共に「一当百」の万能砲兵、砲兵人材にならなければならないと述べた。

 金正恩総書記は、共和国の武力強化において砲兵総合軍官学校の占める重要な任務と地位にふさわしく教育の条件と環境を改善するのは、軍事教育の質を著しく高める上で極めて切実な問題であると述べ、学校を全軍の軍事教育機関の手本、世界一流の軍事学園に立派に変革させる意志を表明し、そのための重大措置を取った。

 金正恩総書記は、わが軍の軍事教育部門の各級を発展する現代教育趨勢に即してより一層強化し、教育環境を改善する上での方途的問題を明示した。

金正恩総書記が海軍基地の建設を現地で確認

 国の防衛力建設と軍建設の歴史的転換期の要求に応じて主体的海軍武力の強化を緊急かつ優先的な課題としているわが党の強兵建設路線と方針を貫徹するために、金正恩総書記は近代的な海軍基地の建設を現地で確認し、その実現方向と方途を明示した。

 金正恩総書記は、海岸沿線に沿って港湾施設を建設する予定地区を見て回りながら、指導的幹部らと共に建設方向に関する実務的問題を協議した。

 金正恩総書記は、領土の東、西に海を控えている海洋国であるわが国は、国家建設においても国防力建設においても造船業と海軍武力の発展をいつも重視してきた、第8回党大会が示した新時代の強兵建設目標に従って海軍武力を短期間に地域安保環境に相応する強力な軍種集団に発展させる上で、近代化・多機能化された海軍基地の創設は極めて重要な工程であると述べ、戦略的要衝としての海軍基地建設予定地の地政学的有利さについて概括した。

 金正恩総書記は、われわれが近いうちに現存の艦船係留施設能力では収容できない大型水上および水中艦艇を保有することに合わせて最新型大型艦船を運用する海軍基地の建設は焦眉の課題になっていると強調し、艦船係留と搭載兵器システムの運用・取扱、海兵の文明的な基地生活文化を確立できる軍港建設の必要性に言及し、わが国の海軍力の象徴、海軍の作戦指揮と海軍文化の中心地としての近代化された港湾都市を打ち建てるのは差し迫った時代的課題であると述べた。

 金正恩総書記は、軍港防御のための対空および海岸防御兵器システムを配備する上での軍事的対策も示した。

 金正恩総書記は、以上のような当面の措置を強く実行して、わが党の海軍戦力強化路線の貫徹で画期的な一歩を踏み出さなければならないと強調した。

 金正恩総書記が国防工業企業所を現地指導

金正恩総書記が第2経済委員会傘下の国防工業企業所を訪れて武力装備の生産実態を確認した。

 金正恩総書記は、党の軍需工業政策に忠実に従って膨大な軍需生産課題を責任を持って正確に実行し、われわれの武力の発展に大いに貢献している企業所の幹部と労働者の不屈の闘いぶりと非常な思想・精神世界を高く評価し、感謝を表した。

 金正恩総書記は、新しく開発・生産している武力装備の構造的特性と性能、戦術的・技術的諸元を確認し、軍需生産の科学化、近代化の水準を向上させ、武力装備の戦闘的性能を確実に保証するよう強調した。

 金正恩総書記は、われわれの軍需工業部門の労働者たちの頑強な闘いによって、第8回党大会が決定・手配した5カ年期間内の武力装備生産目標を確信をもって達成できる展望が保証されていることに重ねて満足の意を示し、国防工業企業所が軍需生産において恒久的に堅持すべき原則と方途を明示した。(了)