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ウクライナの武力侵攻は断末魔のあがき 外務省代弁人が談話発表

 朝鮮民主主義人民共和国外務省のスポークスマンは18日、「米国とその追随勢力の無責任な妄動は応分の代償を払うことになるであろう」と題した談話を発表した。

 談話は、ウクライナによるロシア領土に対する武力侵攻は米国から必要な「軍事支援を引き続き取り付け、ロシア社会に不安を醸成して民心を揺さぶろうとする断末魔のあがきにすぎない」と指摘、「主権国家の領土保全と安全を重大に侵害し、平和的民間人を無残に殺害する許せない侵略行為、テロ行為として峻烈に糾弾」した。

 また談話は、「現事態は、ロシアの主権と安全利益に甚だしく危害を加え、ゼレンスキーかいらい当局の手に天文学的金額の殺人装備を引き渡し、対ロシア代理戦争へと無差別的に駆り出している米国と西側の悪辣な反ロシア対決政策と行為がもたらした必然的所産であり、全地球的な安全環境を第3次世界大戦勃発の入り口に進ませている」とし、「無責任で怖気ない行為を働く者は必ず、応分の凄絶な代償を払うものであり、挑発者は当然な報復を受けることになるであろう」と指摘した。

 談話の全文は次の通り。

 最近、ウクライナがロシアの神聖な領土に対する武力侵攻を強行して、数十人に及ぶ平和的住民を殺害し、数百人を負傷させるごく重大なテロ犯罪行為を働いた。

 ゼレンスキーかいらい当局の無謀な軍事的挑発行為は、日を追って不利になる戦場の形勢をなんとしても収拾し、米国と西側の主人から余命を長らえるのに切要な軍事支援を引き続き取り付け、ロシア社会に不安を醸成して民心を揺さぶろうとする断末魔のあがきにすぎない。

 朝鮮民主主義人民共和国外務省は、米国と西側の操りと支援の下でゼレンスキーかいらい当局が強行しているロシア領土に対する武装攻撃を主権国家の領土保全と安全を重大に侵害し、平和的民間人を無残に殺害する許せない侵略行為、テロ行為として峻烈に糾弾する。

 ゼレンスキーかいらい一味の無分別で度が過ぎる軍事的妄動は、ロシアの強力な報復を招くのに十分であり、主人を背負って慌てふためく手先は必ず軍事的に、物理的に完全に掃滅しなければならない。

 欧州全土を新たな全面戦に追い込みかねない今回の事態発生の全責任は、米国とその追随勢力にある。

 ウクライナ事態の張本人である米国は、ロシアの無辜の住民を殺害し、平和な村を破壊しているウクライナ武装悪党らの蛮行を「自衛権による合法的な軍事行動」として口を極めて庇護し、武器支援に一層狂奔している。

 米国とその追随勢力がまるで自分らは今回の事態とは全く無関係であるように世論をまどわしているが、クルスク戦場で連日摘発される米国と西側製の戦車をはじめとする各種の重装備は、ウクライナの背後に誰が立っているのかを明白に示している。

 現事態は、ロシアの主権と安全利益に甚だしく危害を加え、ゼレンスキーかいらい当局の手に天文学的金額の殺人装備を引き渡し、対ロシア代理戦争へと無差別的に駆り出している米国と西側の悪辣な反ロシア対決政策と行為がもたらした必然的所産であり、全地球的な安全環境を第3次世界大戦勃発の入り口に進ませている。

 ロシアにどうしてでも戦略的敗北を与えようとする幻覚的な妄想にとらわれてキエフ当局を最後のウクライナ人が残るまで代理戦争へと駆り出している米国の愚かな策動が、どんな危険性を内包しており、どんな悪結果をもたらすかは時間が証明するであろう。

 無責任で怖気ない行為を働く者は必ず、応分の凄絶な代償を払うものであり、挑発者は当然な報復を受けることになるであろう。

 米国とその追随勢力は、ゼレンスキーかいらい一味が強行している自滅的な軍事的挑発行為が招く破局的災難について慎重に再考すべきであり、それに対する全責任を負わなければならないであろう。

 われわれは、今から80余年前、ヒトラーファシスト徒党の大軍を撃滅し、戦争の転換的局面を開いた英雄の地であるクルスクで剛勇なロシアの軍隊と人民が武力侵攻者に無慈悲な軍事的鉄槌を下し、自分の目標をあくまでも達成するということを確信する。

 こんにちのクルスク激戦は、ゼレンスキーかいらい一味の完全な破滅、米国と西側の戦略的敗北につながる序幕になるであろう。

 朝鮮民主主義人民共和国は、国際的正義を実現するための闘争に勇敢に立ち上がったロシア連邦といつも共に居るであろうし、国家の主権と安全利益を守り抜くためのロシアの軍隊と人民の聖戦を変わることなく強力に支持・声援するであろう。(了)