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新型戦術弾道ミサイル兵器システムの受け渡し記念式、盛大に挙行 金正恩総書記が参加

 新型戦術弾道ミサイル兵器システムの受け渡し記念式が8月4日、朝鮮の首都平壌で行われた。

 金正恩朝鮮労働党総書記が参加した。

 「労働新聞」(5日付)は「わが武力の中枢武力装備として位置付けられる軍事戦略的価値が非常に大きい今一つの防衛資産が特有の雄姿を誇示して荘厳に整列した記念式場は、偉大な党中央が確信をもって導く第2次国防工業革命の成功裏の実体とともに、一層強大になる聖なる祖国の尊威に対する大きな誇りで満ち溢れていた」と指摘、要旨次のように伝えた。

 金正恩総書記は、記念式に先だって、わが武力の新しくて中核的な攻撃型兵器として配備される新型戦術弾道ミサイル発射台を見て回った。

 金正恩総書記は、一国にとって経済建設や国防力の強化、人民生活の向上、自然災害復旧などはいずれもおろそかにしてはならない国家の重要事業であり、基本機能であると述べ、全国が水害復旧のための闘いに奮い立った時であるにも関わらず新型兵器システムの受け渡し記念式を行うのは、人民死守、主権守護の根本保証である国防力の強化を、いかなる環境の下でも停滞させずに推し進めようとするわが党の透徹した意志の発現であり、われわれが国家建設で堅持している不変の原則的な立場であると語った。

 金正恩総書記は、わが武力の強勢を瞬間の躊躇(ちゅうちょ)や停止もなく最強に高度化すべきだという党中央の決心と構想を革命の要求、生の本領として受け止め、無限大の革命熱と闘争意志、徹底的で完璧な創造精神と気概をもって貫いた軍需工業部門労働者たちの純潔な良心と高潔な人生観が集約された先端武力装備に敬意を表した。

 金正恩総書記に、朝鮮労働党中央委員会の趙春龍書記が軍需生産に関する特別命令を貫徹したという栄光の報告を行った。

 金正恩総書記が、歴史的な演説を行った。

 金正恩総書記は、朝鮮労働党第8回大会と第8期の期間内に行われた党中央軍事委員会の各拡大会議で決定された軍事力強化の実践的指針の中で重要な一事項が現実として遂行されたことを誇り高く宣言し、党と政府を代表して、わが国家の自衛的国防力を絶え間なく強化する上で戦略的意義の大きい革命課題を立派に完遂した軍需工業部門の労働者と科学者、幹部に感謝を表した。

 金正恩総書記は、建国以来、軍創設以来初めの威嚇的な壮観が示唆する重要な政治的・軍事的意義とわが国家が直面した軍事的安全環境の重大な変化、そして米国とその手先の日を追って凶暴になる軍事的対決企図に対する厳正な分析に基づいて、わが共和国武力の無限の強勢とそれをしっかり裏付ける自立的防衛産業の連綿たる進歩のための諸般の課題を宣明した。

 金正恩総書記は、自主と正義、平和は絶対無比の自衛力によってのみしっかり保証され、絶え間なく強化される強大無尽の力にわれわれの永遠なる勝利と真の平和、幸福と平安があると述べ、偉大なわが国家の自主的発展とわが人民の平和で繁栄する新しい生活のために屈することなく闘い、絶え間ない変化と前進的成果を収めていこうと熱烈に呼びかけた。

 力と力の対決がまさに、生死存亡を決するこんにちの厳しい世界で、国家と人民の現在と未来を最も正義に、最も確実に守るための自衛力を限界のない高度化へと引き上げられる明哲な方略と闘争指針が宣明された金正恩総書記の綱領的な演説は、参加者を強く感動させた。

 金正恩総書記は、新型戦術弾道ミサイル発射台を国境第一線部隊に配備することに関する朝鮮労働党中央軍事委員会委員長の命令書を朝鮮人民軍総参謀長と各前線大連合部隊長に下達した。

 金正恩総書記が新しく編成されたミサイル兵部隊の軍旗と軍旗証書を、当該部隊の部隊長、政治委員、参謀長に直接授与した。

 新しい武力装備を引き渡された前線ミサイル兵部隊の示威行進が行われた。

 金正恩総書記の査閲を受け、栄光の軍旗を先頭に立てた新型戦術弾道ミサイル発射台が行進した。

 金正恩総書記は、党と政府、軍部の指導的幹部、大連合部隊の指揮官と共に再び新型武力装備を見て回り、われわれの国号と国旗に大きな生命力を注ぎ、われわれの国威を飛躍的に上昇させる今一つの強固な礎石である最新鋭兵器が国権死守、平和守護の強力な霊剣として威力を発揮するものとの確信を表明した。(了)