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自主的発展を目指す国際的流れは遮ることはできない 朝鮮外務省が強調

 朝鮮外務省は3日、「自主的発展を目指す強力な国際的流れ」と題する文をHPに載せた。
 文は、「ロシア大統領と外相が一極世界秩序に一日も早く終止符を打ち、すべての国が平等に共存する世界を建設することを主張したのは決して偶然ではない」と指摘、「西側が彼ら主導の世界秩序を維持しようといくらあがいてみても、自主的発展を目指す国際的流れは遮ることはできない」と強調した。

 文の全文は以下の通り。
 最近、ロシア大統領は戦略勃起国が主催したシンポジウム 「新時代のための重大構想」で自主権に関する自身の見解を表明した。
 彼は自主権が国家と人間発展の自由を意味し、自主権の最も重要な構成要素は自身の民族を最初に考え、そのために働く公民社会だと語った。
 また真に自主的な国々だけが人間中心の伝統的な価値観と高度な人道主義的理念、発展方式を固守する上で他の国々の模範になることができ、西側が現存秩序を維持するためにいくらあがいても新時代、世界史の新しい段階は到来していると強調した。
 これに先立ち、ロシアの外相も新聞「イズベスチヤ」に出した文で、西側の国々が平等に基づく多極世界形成過程の必然性を緊急に認識しなければならず、もしそのような用意がなければ強権の行使を中止し、自主的な国々の選択を尊重することが現実的な民主主義になると言明している。
 ロシア大統領と外相が一極世界秩序に一日も早く終止符を打ち、すべての国が平等に共存する世界を建設することを主張したのは決して偶然ではない。
 これは、自分の利己的目的を達成するためには、他の国や民族の安全と利益のようなものは、眼中にも置かず、彼らの発展権と生存権さえ無残に蹂躙している西側集団の行動を容認しないという意志を反映したものと見られる。
 ロシアが対ウクライナ軍事作戦を断行しなければならないことになったのも、NATOが包囲網を絞りロシアの国境近くにまで軍事下部構造を前進配置しながら深刻な安保上の脅威をつく出したことに起因する。
 現ウクライナ事態は外勢に媚び屈従しながら、自国の人民と同族を背を向けた政権は悲惨な運命を免れることができず、侵略と隷属を天賦とする帝国主義が地球上に残っている限り、人類は不幸と苦痛から絶対に抜け出すことができないということを明白に示している。
 西側が彼ら主導の世界秩序を維持しようといくらあがいてみても、自主的発展を目指す国際的流れは遮ることはできない。(了)