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無知と誤判は取り返しのつかない禍を招くことになる 「わが民族同士」が論評で米国を非難

 祖国統一平和委員会が運営する朝鮮のウェブニュースサイト「わが民族同士」は、18日個人署名の論評を掲載して、各航空母艦等を朝鮮半島周辺に投入するなどの威嚇行為を続けている米国を厳しく非難した。
  「無知と誤判は取り返しのつかない禍を招くことになる」と題した論評は次のように指摘した。
 最近、米国が核航空母艦核戦略爆撃機をはじめとする各種核戦略資産を朝鮮半島周辺に大々的に投入しており、内外の懸念が大きくなっている。
 周知のように、米国は1日、インド太平洋司令部を前面に出して、いわゆる「浮かぶ軍事基地」と呼ばれる核航空母艦ロナルド・レーガン」号と「エイブラハム・リンカーン」号が朝鮮半島周辺駅で航海する事実を公開した。先月29日には、米国カリフォルニア州のサンディエゴ基地にあったステルス戦闘機「F-35B」を搭載した上陸ヘリ母艦「トリポリ」号を日本の神奈川県横須賀にある米海軍基地に寄港させた。また去る2日から4日まで日本の沖縄海上で核航空母艦「ロナルド・レガン」号を動員させた中、南朝鮮艦船集団と連合海上訓練を強行した。去る6日には核戦略爆撃機「B-1B」4台を朝鮮半島に迅速に投入できるようグアム島に展開した。この他にも最近米国は駐日米軍基地に「F-22」と「F-35A」をはじめとする40機余りのステルス戦闘機や各種在来式戦闘機も投入した。
 これは朝鮮半島と地域情勢を意図的に緊張させる平和破壊行為としか評することができない。
 朝鮮半島の平和と安定を望むわが国と国際社会の志向と要求は日々高まっている。
 ところが現実が示しているように、米国は追従勢力とともに、極めて不安定な朝鮮半島情勢を極端に追いやっていく危険に満ちた北侵戦争演習と戦略資産展開にしがみついている。
 しかし、飛躍的に急上昇するわれわれの軍事的強勢に恐れた者たちの虚勢性「警告」に過ぎないそのような軍事的挑発で、われわれを驚かせようとするのは無駄な妄想に過ぎない。
 そのような恐喝が他の国々では通じるかもしれないが、自主の城塞、世界的な軍事強国、名実共に核保有国であるわが共和国には絶対に通じない。
 朝鮮半島に造成された厳しい危機状況は、最近米国が主張している「外交的関与」、「条件のない対話」というものが、彼らの反共和敵対政策を隠蔽して世論を欺瞞するための言葉遊びにすぎないことを如実に立証している。
 自主権守護は国権守護である。
 過去の時期にもそうしたが、今でも、今後も敵対勢力の強硬には超強硬に対抗するのがわが軍隊の気質であり、覚悟でもある。
 核艦空母でも核戦略爆撃機であれ、米国の戦略資産が全て投入するなら投入してみろ、すべてを屑鉄にする、どのような勢力でもわが共和国との軍事的対決を企図するなら必ず消滅するだろう、これがわが人民軍将兵たち中から鳴り響いている敵撲滅の叫びである。
 無知と誤判は取り返しのつかない禍を招くことになる。
 米国は肝に銘じるべきだ。
 核の棍棒を振り回し、わが共和国に対する威嚇と恐喝を事にした時代はすでに過ぎ去ったことを。(チョウン・キルソン)