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日本と言う「忠犬」を覇権戦略の突撃隊に 「メアリ」が論評

 朝鮮のウェブニュースサイト「メアリ」は12日、「米国が日本の肩を持つ狙いは」と題する論評を掲載した。
 論評は、米国が日本の軍事大国化を積極的に支持しているとし、その狙いについて「米国はわが共和国とその周辺国家を牽制圧迫する上で、すでに衰退する彼らの力量を補うために島国の輩をより効果的に使い込もうとしている。言い換えれば、日本という「忠犬」を前に立たせて、朝鮮半島東北アジア地域での軍事的覇権戦略をより容易に実現しようとするものだ」と指摘した。
 その全文を以下に紹介する。
 最近米国が日本の肩を持つことに余念がない。「敵基地攻撃能力」保有と防衛力強化を唱える日本の軍事大国化策動を積極的に支持するかと思えば、米日同盟を「世界戦略を共に考える同盟」にまでおだて上げ、「韓日関係」改善の障害になっている過去の問題においても南朝鮮が譲歩することを強迫するなど、日本の側に立って力を与えている。
 結論から言えば、米国はわが共和国とその周辺国家を牽制圧迫する上で、すでに衰退する彼らの力量を補うために島国の輩をより効果的に使い込もうとしている。言い換えれば、日本という「忠犬」を前に立たせて、朝鮮半島東北アジア地域での軍事的覇権戦略をより容易に実現しようとするものだ。
 世界制覇野望を何があってもが実現してみようとする米国にとって、諸大国の経済軍事的力が強化され、特に反帝自主の砦であるわが共和国が位置するアジア太平洋地域に対する支配権確立は、実に手に余ることにならざるを得ない。そのため、米国は「大東亜公営権」の昔の夢を叶えようと軍国主義戦争馬車を狂ったように走らせる日本に味方し引き立て、サムライの末裔を大陸侵略の突撃隊として積極的に使おうとしているのだ。
 米国のこのような術策は、彼らを頭に抱いて軍事大国化野望を実現しようとする日本の打算とも合致する。
 周知のように、日本は第二次世界大戦で人類に計り知れない不幸と苦しみを強いた戦犯国であり戦敗国だ。ところが日本はいわゆる自己防衛力強化を騒ぎたてながら「戦争遂行が可能な国」にして普通の国家としての軍事的地位を獲得することを久しく以前から画策してきている。特にそのためには何よりも米国の支持と助けが必要だと見て、米国の世界制覇野望実現に積極的に便乗することで、有利な条件を設けようとしている。
 米国はまさにこうした日本の野欲実現を黙認、助長する対価として、彼らのアジア太平洋戦略遂行で日本の積極的な役割を要求している。
 現実は、日本をわが共和国と地域の競争する敵を牽制圧迫する突撃隊として引き立て、朝鮮半島と北東アジアに必ずや侵略戦争の火をつけようとする米国の狡猾で陰湿な策動が危険界線に至っていることをはっきりと示してある。
 米国が今のようにアジアの平和と安定を破壊する悪性腫瘍である日本と結託して世界制敗野望を実現しようとするなら世界平和愛好勢力のより強力な糾弾と排撃を免れなくなるだろう。(了)