力がなければ握ったこぶしで血の涙を拭うことしかできない。
「是日也放聲大哭」は「乙巳保護条約（1905.11.17）」が強制され朝鮮が日本の植民地に転落した直後の1905年11月20日に当時の「皇城新聞」に掲載された、国を奪われた民の泣き叫ぶ声だった。
武装闘争路線。
哭声が朝鮮の山河に響き渡り、澎湃として起こった各種の独立運動が弾圧される中で、朝鮮解放の英雄である金日成主席が打ち出したのが武装闘争路線。
この路線に従い朝鮮人民革命軍が安図県ソサハトギチョムコルで結成された。
1932年4月25日のことで今年は90周年に当たる。
二丁の拳銃から始まった朝鮮人民革命軍は、今日、核兵器とICBMで武装した無敵の強軍に発展した。
米帝国主義と対峙する朝鮮が戦争抑止力の高度化を図るのは、「是日也放聲大哭」を繰り返さないゆるぎない決意の表れである。
忘れてはならない血の教訓。
力がなければ握ったこぶしで血の涙を拭うことしかできない。（了）
