金正恩朝鮮労働党総書記が完工を控えた松新・松花(ソンシン・ソンファ)地区の1万世帯住宅建設場を現地指導した。
「労働新聞」など朝鮮のマスコミが16日報じた。
朝鮮労働党の遠大なチュチェ建築発展政策と第8回党大会が示した膨大な首都建設5カ年計画に従って、松新・松花地区に建設されている初年の1万世帯住宅建設が完工を間近にしている。
報道は、党中央の思想と志を体して、偉大な金正恩時代を輝かす偉勲の創造者になる一念で胸を燃やし、千年責任を持ち、万年保証する純潔な愛国の良心を抱いて勇猛果敢に立ち上がった建設者の高い政治的熱意と勤労の献身によって、1年という短期間に驚くべき建設奇跡が生み出されたことで、首都平壌はチュチェ思想とチュチェ文化、朝鮮式文明の中心地に、人民の理想が実現する偉大な都市にその面貌(めんぼう)がいっそう立派に移り変わるようになった、と伝えた。
第8回党大会が示した首都建設5カ年計画の初年である2021年度計画に従って、松新・松花地区には56ヘクタールの領域に近代的かつ特色ある80階超高層住宅をはじめ、1万世帯の多様な超高層・高層住宅と保健医療、教育、便益サービス施設が便利に配置され、複数の休息公園、高架橋、装飾構造物が住民地区と芸術的調和を成して特色あるものに建てられた。
金正恩総書記は、松新・松花地区1万世帯住宅建設場の各所を見て回り、建設状況を具体的に調べた。
金正恩総書記は、党大会が示した首都建設5カ年計画の初年の1万世帯住宅建設を通じて、われわれの建築が一段階発展の道を進んだと指摘、われわれは変革的な実体を創造する大規模建設の実践の闘争過程に得た貴重な経験と妙策を積極的に一般化して成果を引き続き拡大し、国家的に建設陣を持続的に増やし、建設速度を加速させていくための積極的な対策を講じなければならないと述べた。
金正恩総書記は、近代的な1万世帯の住宅を短期間内にわれわれの力で立派に建設したのはわが党の建築美学思想の正当性と主体的自立経済の潜在力、党と大衆の一心団結の不敗さに対する明確な誇示になると誇りに満ちて述べた。
金正恩総書記は、遠からず人民が自分の手で竣工のテープを切り、住まいに入る様子を見ることになった、自身の所望がもう一つかなえたととても喜び、太陽節(金日成主席の誕生日)まで人民が新居入りできるように完璧に仕上げようと胸熱く述べた。
金正恩総書記は、首都を社会主義強国の政治、経済、文化の中心地にふさわしくより壮大かつ華麗に築く上で指針となる綱領的な課題を示した。(了)