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金正恩総書記が西海衛星発射場を現地指導 施設の改修、近代化目標を提示

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 金正恩総書記が、西海衛星発射場を現地で指導した。

 「労働新聞」(3.11)など朝鮮のマスコミが報じた。

 報道によれば、金正恩総書記は、西海衛星発射場の各所を見て回りながら、衛星発射場の改修、近代化目標を示し、その実行のための具体的な方向と方途を明らかにした。

 金正恩総書記は、西海衛星発射場の現状について調べて評価し、今後、軍事偵察衛星をはじめとする多目的衛星を多様な運搬ロケットで発射できるように近代的に改修、拡張し、発射場の複数の要素を新設することに関する課題を打ち出した。

 金正恩総書記は、大型運搬ロケットを発射できるように発射場区域とロケット総組立および連動実験施設、衛星連動実験施設を改修、拡張し、燃料の注入施設と補給系統を増設し、発射管制施設の要素と主要技術場を近代的に改修、拡張することに関する課題を与えた。

 また、エンジン地上噴出実験場の能力を拡張し、運搬ロケットの輸送の便利性を保障できるように対策を立てる問題、発射場周辺の生態環境を改変させ、発射場の反対側の稜線の安全区域に屋外発射参観場を新しく建設する問題など、西海衛星発射場を近代的に改修、拡張する上で提起される具体的な教えを与えた。

 金正恩総書記は、この西海衛星発射場は宇宙強国の夢を描いてくれた金日成主席と金正日総書記の強国念願が宿っている所である、主席と総書記の生前の志を体してわが国家が2度も人工衛星を自らの力と技術で成功裏に発射した意義深い所であると述べ、わが国家の遠大な宇宙強国の夢と抱負が種のように埋もれている西海衛星発射場を朝鮮の国威にふさわしく遠い将来を見通して宇宙征服の前哨基地、スタートラインに立派に転変させるのはわが党とわれわれの時代の宇宙科学者、技術者の崇高な責務であると語った。(了)

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